秩父市荒川のちちぶ花見の里で、3月31日・4月1日の2日間、フリーマーケットが行われ、1,500人を超える来場者で賑わいました。(取材日4月1日)
※取材に際し、荒川商工会様のご協力をいただきました。
ちちぶ花見の里は、広大なそば畑を正面に、秩父の自然はもとより武甲山や浦山ダム等を満喫できる施設です。その広い敷地内に27の出店を数え、秩父地域はもとより千葉県や群馬県からも出店があり、古着やキャラクターグッズ、手作りお菓子等、魅力ある出店が目白押しです。
4月1日には、車体にアニメやゲーム等のキャラクターのステッカーを貼り付けた通称痛車(いたしゃ)35台が集合。そのデザインを競うコンテストも開催され、早春の秩父を彩るイベントになりました。
[記事:masaru]
3月4日(日)、長瀞町宝登山山麓で、長瀞火祭りが行われました。この祭りが行われると、秩父路にも本格的な春が訪れます。
この祭りは、秩父地方で信仰されていた「火祭祈願」を再興したもので、総本山醍醐寺座主御親修による秘法の火祭り祈願「紫燈大護摩・火渡荒行」。 護摩の霊火により欲やけがれを炊き清め、不動明王に慈悲と加護をいただく秘法とも言われています。
色とりどりの法衣を着た修験者たちを先頭に、奉賛者、一般参拝者一行は総勢約1,000名。心経を唱えながら練り歩く様は一見の価値があります。
会場にうずたかく積まれた約3トン以上もあるヒノキ、スギに火が放たれます。火柱が天まで届くほどの勢いで燃え盛り、その炎のなかをつぎつぎと修験者が気合とともに飛び込み、 火渡りを行い人間の持つ煩悩を清め、招福除災を不動明王にお願いします。
修験者が渡り終ると一般の奉賛者たちの火渡りが行われました。奉賛者たちは、各々の思いや願いを胸に火渡りしていました。
※取材にあたり、長瀞火祭り奉賛会様・長瀞町観光協会様のご協力をいただきました。
[記事:masaru]
2月26日(日)皆野町文化会館大ホール で、秩父地域の伝統的な人形芝居、「横瀬人形芝居」「白久の串人形」「出牛人形浄瑠璃」が一同に会し、その芸と技を競う「秩父人形サミット2012」が行われました 。3つの芝居が一度に見られるとあって、会場は立ち見が出るほど大盛況でした。
※取材にあたり、三団体保存会の方々の多大なるご協力をいただきました。
かつて秩父地域では人形芝居が盛んで、縁日や村祭りの際神社の境内で、また農家の軒先で座敷を開放したりと多くの方に親しまれていました。 しかし、近年の過疎化と高齢化が進むなか、地域文化の振興と伝統文化を守り伝える相互交流の場として、同サミットが開催されました。
出演団体及び演目は以下の通りです。
・横瀬人形芝居(小栗判官実道記親子対面矢取りの場)
・白久の串人形(御所櫻堀川夜討 弁慶上使の段)
・出牛人形浄瑠璃(傾城恋飛脚 新口村の段)
[記事:masaru]
2月15日、秩父市宮側町の武甲酒造株式会社では新酒が出来たことを知らせる伝統的な合図、「杉玉」が店舗軒先に吊るされました。
正式名称は「酒林(さかばやし)」と呼ばれ、良質な酒造りと神のご加護を願う意味が込められています。
酒蔵では毎年新酒ができる季節になると、青い杉の葉を束ね丸く刈り込んで杉玉を作ります。月日が経てば徐々に茶色く変わり、 鮮やかな緑色に蘇ったときが新酒が出来たサインです。
武甲酒造社長 長谷川浩一さんによると、「今年の厳しい寒さで、まろやかでふくらみのある味わいに仕上がりました」と誇らしげでした。
同酒蔵の杉玉はトラック1台分の杉の葉を集めて作られています。直径約75センチ、重さは約40キロにもなり大人ひと抱えもあるほどの大きさには圧倒されます。
かつてはどの蔵元でも蔵人が作りましたが、良質な杉の葉を手に入れにくいことや職人が減ってしまったことで外注制作が多く見受けられます。
しかし同酒蔵では、昔ながらの製法で二十日間ほどで仕上げるそうです。
※取材にあたり、武甲酒造様のご協力をいただきました。
[記事:masaru]
2月11日(土)は文殊菩薩様の縁日。受験を間近にひかえた合格祈願の学生をはじめ、多くの参詣者で賑わいました。伊豆沢の天気占いも同時に開催されます。
「三人寄れば文殊の知恵」で知られる文殊菩薩様は、知恵と勇気を授ける学問の神様。卯年生まれの守本尊としても知られています。
受験シーズン真っ盛りのこの時期、境内は合格を願う絵馬でぎっしり埋め尽くされ、参拝者でごったがえしていました。
お堂の裏では朱色に刷った「文殊堂」を結んだ笹が無料で配られていました。
境内にある諏訪神社の天気占いも、同日に行われます。桃の木の矢で魔を払い、平穏を祈り天候を占います。
占いによれば今年は一年を通じて、穏やかな気候になるとのことです。
[記事:masaru]
秩父市大滝の三十槌の氷柱のライトアップの様子です。
今年は秩父地方の冷え込みが厳しく氷柱の状態が良い為、2月12日まで予定していたライトアップ期間を1週間延長し、2月19日(日)までの開催となりました。
この日も沢山の人が、氷柱の幻想的なライトアップを楽しんでいました。
三十槌の氷柱の詳しい情報はこちら→秩父観光協会大滝支部
[記事:kuwahata]
秩父市大滝の三十槌の氷柱はこの冬一番の寒さの影響もあってか、順調に大きくなってきています。平日の早朝にも関わらず、多くのカメラマンが訪れていました。
現地にて見学をする際は、積雪や路面の凍結などに気を付けてお越し下さい。
[記事:yokoyama]
三十槌の氷柱のライトアップは、天然色(透明)を15分間、青色+天然色(透明)30分間ごとを17時より繰り返し終了時間まで行われています。日中とは全く違う雰囲気の幻想的なライトアップでは、闇に浮かび上がる氷の芸術を味わうことができました。
氷柱のライトアップは、2月12日(日)まで開催しています。
[記事:yokoyama]
秩父市大滝の冬の風物詩、三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)が姿を見せ始めています。最も寒さの厳しい1月中旬~2月中旬頃に見頃を迎えます。
幅約30メートル、高さ3メートルほどの大きさに成長した氷柱を見ようと、
平日の早朝にもかかわらず、多くのカメラマンや見物客で賑わっていました。
現地にて見学をする際は、積雪や路面の凍結などに気を付けてお越し下さい。
本日よりライトアップが開始となります。
期間:平成24年1月20日(金)~2月12日(日)
時間:平日17時~20時
土日17時~21時
[記事:yokoyama]
日本百名山のひとつ、両神山を源流とする尾ノ内渓谷では、氷柱が見頃をむかえています。
上流の沢水を自然流下で導水し、木々の上で散水して凍らせます。昨年11月末に散水を始め、同12月末には、見事な樹氷が出現しました。
近くにはつり橋もあり、迫力満点の氷柱がすぐ目の前で鑑賞できます。
1月29日(日)には尾ノ内渓谷「つらら交流会」も行われ、模擬店、地元特産物の販売を予定しています。
気温や天候の影響で、氷柱・滝の状況が変化いたしますので、ご了承ください。
つらら交流会及び氷柱に関するお問合せは、
◆西秩父商工会 TEL.0494-75-1381 詳しくはこちらへ
※1月21日(土)21:00よりテレビ東京『出没!アド街ック天国』にて紹介される予定です。
[記事:tomida]