2月9日(日)、秩父市山田の稲荷神社で例大祭が行われ「矢行地(やぎょうじ)の獅子舞」が奉納されました。「矢行地の獅子舞」は年に2回行われていて、10月には稲荷神社のすぐ近くにあります諏訪神社で行われます。
一行は矢行地の公会堂から出発し、10時から神社境内で儀式が始まったときは敷地内の水はまだ凍っており寒い陽気でした。しかし、敷地内に桃色の梅が花を咲かせてお祭りに華を添えていました。もう少しすると白い梅も咲くそうです。
今年は見学者も多く20人程、熱心な人が集まっていました。皆さん夢中で例大祭の様子をカメラに収めていました。
一時期は人が全然集まらない時期もあったそうですが、矢行地の世帯数も約25件位だったのが、ここ数年で100件程に増えたそうです。
獅子は男性、花笠は女性が演じ、メンバーは小学生から80代までの方で構成され力強く華やかな舞を披露されていました。
神社での儀式、獅子舞のあと一行は矢行地の地区を練り歩きお昼休憩を挟み、午後は引き続き獅子舞が奉納されました。この貴重な伝統行事は矢行地地区の団結、共生には欠かせないものとなっており受け継がれています。
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鬼は外、福は内!秩父神社鬼やらい
秩父神社にて豆まきでおなじみの節分行事である秩父神社の鬼やらいが開催されました。晴天のなか、今年は平日にも関わらず多くの参加者で賑わっていました。
「秩父神社」は埼玉県秩父地方の総鎮守であり、「三峯神社」、「宝登山神社」とともに秩父三社の一つです。
金棒を持った赤鬼や青鬼たちがいっぱい境内に現れ、踊ったりしながら騒ぎました。
鬼達の姿は迫力もあり小さい子は泣いてしまう子もいました。
本殿前でお祓いを受けた年男・年女の皆さんが、平成殿の2階から豪快に豆(豆袋)を撒きました。鬼が逃げ出し平成殿の前には沢山の人が集まり、撒かれた豆を夢中で取ったり拾っていました。
神楽殿においては福神舞が舞われました。その後、打ち出の小槌を持った大黒様が笛・太鼓に合わせて愉快に踊りながら豆袋を撒いていました。こちらも多くの人が集まり賑わっていました。
神社周辺では商店街を鬼たちが練り歩いていました。邪気や悪いものを落として、新しい年に幸運を呼び込むことが出来そうです。
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宝が登る神社で邪気をはらい福徳を願う豆まき神事
本日、長瀞の寶登山神社にて、節分追儺祭が行われました。当日は晴天に恵まれ、大勢の人が集まり賑やかな催しになりました。
寶登山神社は秩父神社・三峯神社とともに秩父三社の一社であり、創立は西暦110年で、1900年以上の歴史ある神社です。
祭典では神楽殿で迫力ある舞、本殿ではしめやかに儀式が行われていました。
蟇目(ひきめ)神事では、神社本殿の前で神職が東西南北、中央に向けて矢を射り、邪気をはらい福を呼ぶと言われています。矢を授かった人はその年の縁起が良いと言われています。
豆まきでは年男・年女が裃姿で豆まきをします。豆だけでなく、みかんや餅なども撒かれ参加者は勢いよく飛んで来るものを夢中でキャッチしていました。
「鬼は外、福は内、鬼は外!」と大きな声を響かせながら、社頭でまかれる福豆には『大当たり』もあり、大当たりを手にした方はとても喜んでいました。
本殿隣りの神楽殿では神楽が奉納されていました。
宝登山ロウバイ園も見頃を迎え、例年に比べると比較的暖かい陽気の中、賑やかに節分祭が行われました。
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だるま露店で賑わう昔ながらの縁日
十二支 丑・寅の守り本尊「上宮山 虚空藏禅寺」にて、虚空蔵尊縁日が今年も12日夜から13日の2日間、行われました。
年が明けて比較的暖かい陽気が続いていますが、夜になると冷え込みます。今年も新しいだるまを求めて多くの人出で賑わいました。
虚空蔵菩薩の提灯に照らされる本堂の様子です。
本堂の前にはお祈りの順番を待つ長い列が。その奥には、だるまの出店が並びます。
お寺へと続く90段の石段です。今年は比較的混雑することなく登ることができました。
本堂に続く細い路地には、ダルマ市のほか色とりどりの露店が多く立ち並びます。
だるまもポピュラーな赤色のほかに、様々なカラーが用意されています。
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秩父神社初詣 今年の混雑状況
秩父市街の中心にある秩父神社は今年も初詣に訪れた多くの人出で賑わっていました。
秩父神社は三峯神社、寶登山神社と並び秩父三社の一つと数えられ、例年初詣には約8万人が訪れる埼玉県内でトップ10に入る人気の神社です。
1日は歳旦祭、2日は神楽の奉納、3日は神楽の奉納と元始祭が行われ多くの毎年秩父神社周辺は大変混雑します。
毎年3が日は10時過ぎから混雑し始めます。周辺の駐車場も満車になりますのでお気を付けください。
初詣の混雑を回避したい人は、10時前か夕方の時間帯がおすすめの時間帯となります。(20時には閉門しますので注意してください)
お守り、絵馬、縁起物等も忘れずにどうぞ。おみくじも人気です。
2日、3日は神楽の奉納のほか、境内に多くの屋台も出店して大変にぎやかな雰囲気となります。秩父駅から徒歩5分、西武秩父駅から徒歩約15分程度でアクセスも良好です。
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晴天の下、今年も秩父流鏑馬が奉納されました
秩父夜祭も無事終了となりましたが、まだ秩父夜祭の余韻の残る秩父公園(御旅所)で今年で5回目となる秩父流鏑馬が奉納されました。
秩父流鏑馬は秩父神社が創建されてから2100年を祝して2015年から行われています。
秩父神社を13時半に出発した秩父流鏑馬の行列は番場町商店街を抜けて団子坂を登り御旅所へ向かいます。
御旅所へ到着した一行は流鏑馬の前に、扇舞清之儀、馬上武芸を披露します。
いよいよ流鏑馬奉納です。4頭の馬が順番に各3回、この日のためだけに特別に設けられた走路を勢いよく駆け抜けます。
射手は不安定な馬上から的に狙いを定めて矢を放ちます。
見事的中すると、秩父夜祭の桟敷席から見守る観客からは拍手と大歓声が送られました。
なかなか生で見ることのできない伝統ある流鏑馬は来年の小鹿野の春祭りでも奉納をされる予定です。
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ユネスコ無形文化遺産登録”秩父夜祭”
令和最初の秩父夜祭大祭が12月3日(火)に行われました。
秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭」の一つに数えられるお祭りです。
今年は平日の開催にもかかわらず、21万2,000人(主催者発表)もの多くの人出でにぎわいました。
夜7時半からは恒例の競技花火と観光スターマイン大会が行われ、約6,000発の色鮮やかな花火が秩父の夜空を彩りました。
絢爛豪華な2台の笠鉾と4台の屋台が、中近(なかちか)笠鉾、下郷(したごう)笠鉾、宮地(みやぢ)屋台、上町(かみまち)屋台、中町(なかまち)屋台、本町(もとまち)屋台の順で、お旅所への急な団子坂(だんござか)を引き上げられます。
秩父夜祭が終わると、いよいよ秩父地方に本格的な冬に入ります。
※今回の取材にあたり秩父市役所観光課、秩父観光協会のご理解・ご協力を頂きました。
■12月5日(木)には秩父流鏑馬も奉納されます
日にち:2019年12月5日(木)
場所:御旅所(秩父市役所前)
時間:14:00~15:00頃
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令和最初の龍勢祭が開催されました
台風19号の影響が心配されましたが、一部予定を変更して龍勢祭が開催されました。
今年は同じロケット式煙火を縁にしたタイのヤソトン市と秩父市の交流25周年を記念して、道の駅龍勢会館にて記念パネルのお披露目も行われました。
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今年で51回目の開催となった秩父あんどん祭りが聖地公園にて開催されました。
公園内には数多くの絵あんどんや墓前あんどん約一万灯が飾られ、暗闇を灯し幻想的な空間を作り出します。
地元の子ども達による秩父屋台ばやし演奏、卒塔婆供養のほか、露店の出店や花火大会も行われ、とても賑やかなお祭りとなりました。
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”皆野町山間部に古くから伝わる伝統祭事”虫送り”
8月16日、皆野町上日野沢立沢地区にて、立沢の虫送りが行われました。
立沢の虫送りは、七夕飾りを集会所に持ち寄り、長い竿竹に取り付け、3本の梵天を作ります。その3本の梵天を先頭に笛と太鼓を鳴らしながら、地区内を練り歩きます。
古くは害虫や疫病等、「悪疫退散」の願をかけて、村(地区)から悪霊を追い払おうとしたのが始まりと云われています。
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