令和最初の龍勢祭が開催されました
台風19号の影響が心配されましたが、一部予定を変更して龍勢祭が開催されました。
今年は同じロケット式煙火を縁にしたタイのヤソトン市と秩父市の交流25周年を記念して、道の駅龍勢会館にて記念パネルのお披露目も行われました。
国重要無形民俗文化財指定されてから初めての、また平成最後の龍勢祭が10月14日(日)に行われました。
龍勢祭は毎年約10万人ほどの見物客で賑わう秋の秩父を代表するお祭りです。
各流派が趣向を凝らした手作りロケットを秋空に打ち上げて、椋神社へ奉納します。
当日は天候が心配されましたが、龍勢祭開始時にはほぼ雨が上がり、全27流派30本の龍勢が秩父の秋空に打ち上げられました。
今年は、同じくロケット式煙火を縁にした交流を行うタイのヤソトン市から来賓が招かれ、口上櫓からの挨拶、龍勢会館ではタイの民族舞踊等の披露が行われました。
■櫻龍会 夢と愛とロマンを乗せ、天高くひびけ 感動の龍勢・感動の奉仕!
※取材にあたり龍勢保存会様、秩父市役所吉田総合支所、櫻龍会様の方々のご理解・ご協力をいただきました。
8月12日(日)、秩父市下吉田椋神社にて、平成30年の龍勢奉納抽選会が行われました。
今年は龍勢25流派が参加し、椋神社本殿にて神事、お払いが行われたのち、場所を椋神社社務所に移して各流派による抽選会となりました。
抽選会は椋神社にてお清めされた抽選くじを使用します。
まず、7流派が抽選に参加した今年の龍勢を2本奉納する事が出来る流派の抽選が行われ、今年龍勢を2本奉納する5流派が決定しました。
その後、くじ引きの順番を決める予備抽選が行われたのち、いよいよ龍勢の打上順を決める本抽選が行われました。
抽選結果はくじの先端に記載された数字で確定します。立会人に数字を確認してもらった後、その数字が読み上げられ、各流派の貼り紙がボードに貼り出されます。
本抽選の際は真剣そのもの。代表者の一喜一憂があった後、今年の龍勢の打ち上げ順が確定となりました。
これで各流派の打ち上げ順が確定し、いよいよ10月の龍勢に向けて、本格的な準備が始まります。
※取材にあたり、吉田龍勢保存会様、秩父市役所吉田総合支所様のご理解とご協力をいただきました。
■龍勢祭とは
毎年約10万人ほどの観客で賑わう龍勢祭は、別名「農民ロケット」と呼ばれ、手作りロケットを秋空に打ち上げて、椋神社へ奉納するお祭りです。
2018年3月に「秩父吉田の龍勢」として国重要無形民俗文化財に指定されました。打ち上げ式の煙火に関する国の文化財指定としては、全国初となります。
■龍勢祭
開催日:2018年10月14日(日)
時間:8:30~17:00
場所:秩父市下吉田・椋神社周辺
★詳しい情報は秩父観光なびをご覧ください
吉田椋神社秋の例大祭「龍勢祭」が、10月8日(日)に行われました。
毎年約10万人ほどの観客で賑わう龍勢祭は、別名「農民ロケット」と呼ばれ、手作りロケットを秋空に打ち上げて、椋神社へ奉納するお祭りです。
龍勢は長さ約15メートル、先端部分の仕掛けは各流派ごとに異なりますが、30~45㎏あります。高さ約20メートルの打ち上げやぐらに龍勢をセットして、口上の後、導火線に点火します。点火した龍勢は、轟音とともに一気に300~500メートル上空に上がり、上空まで上がった龍勢はパラシュートなどの仕掛けが開くと成功となります。
25流派30発の龍勢が、快晴となった秋空に打ち上げられました。
龍勢は朝8時40分から夕方17時前まで龍勢が打ち上げられ、会場の観客を楽しませました。
※今回の取材にあたり、秩父市観光課様、吉田龍勢保存会様のご理解とご協力をいただきました。
10月9日(日)秩父市下吉田椋神社例大祭「龍勢祭」が行われました。
龍勢は別名農民ロケットとも呼ばれ、吉田内外の27流派30発があります。
今年は、リオオリンピックに出場した新井良平選手や、個恒例となった秩父を舞台としたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」やキャプテン翼・の龍勢が奉納されました。
轟音と白煙とともに秩父の空に打ち上げられる度に、観客からは大歓声が上がっていました。
当日は朝から雨がぱらつく生憎の天候となってしまいましたが、お昼頃には雨も上がり、会場周辺は、たくさんの観光客や地元の人で賑わっていました。
※今回の取材にあたり、秩父市観光課様、吉田龍勢保存会様のご理解とご協力をいただきました。
10月14日(日)、埼玉県秩父市吉田の椋神社で、同社の例大祭「龍勢まつり」が行われました。
龍勢は別名「農民ロケット」と呼ばれ、多量の火薬を詰めた松材の筒を、矢柄と呼ばれる竹にくくりつけ上空へ打ち上げる煙火で、五穀豊穣・天下泰平への願いが込められています。
昨年と今年の龍勢は、東日本大震災後の震災復興への願いも込められています。
龍勢の製造は職人や地元の人によって行われ、火薬製造の資格を持つ27の流派が、手作りで龍勢を作り上げます。関係者はこの日のために1年かけて準備をします。
当日は天候にも恵まれ、約11万人の人が訪れました。打ち上げ会場周辺は、たくさんの観光客や地元の人で賑わっていました。
他にも、昨年フジテレビ系ノイタミナで秩父を舞台としたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で龍勢をモチーフにしたシーンが放送されたことが影響して、たくさんのアニメファンが訪れていました。
秩父地域では年末にかけて祭りやイベントなどが数多く行われます。秋の深まりを魅せる秩父路に訪れてみてはいかがでしょうか。
秩父地方のお祭りやイベント情報はこちら→秩父観光なび
10月11日(日)秩父市下吉田・椋神社で龍勢まつり(椋神社例大祭)が行われました。
朝8:40から夕方4:45まで、ほぼ15分おきに打ち上げられた計30本の龍勢は椋神社に奉納されました。
今年は秩父が舞台のアニメーション「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の効果で今年は例年より約2万人多い、11万人の人出でした。
龍勢まつりでは、伝統を受け継ぐ27流派により、独自の工夫を凝らした龍勢が打ち上げられます。別名、「農民ロケット」とも呼ばれ口径10cmほどの火薬筒を長さ15m余りの青竹にしばりつけたもので、これを櫓にかけて点火すると300mも上空に舞い上がる様が昇天する龍の姿に似ていることから、その名が生まれたといわれています。
東西、東西・・・で始まる口上の後、流派や奉納者が紹介されます。
龍勢煙火は、口径10cmほどの火薬筒を長さ15m余りの青竹にしばりつけたもので、これを櫓にかけて点火するとロケットのごとく噴進式によって300mも上空に舞い上がります。30本中26本は見事に打ち上がり、県内外から集まった大勢の見物人から歓声と拍手が湧きあがっていました。
取材にあたり龍勢保存会、秩父市役所吉田総合支所、貴布祢神社神楽保存会の方々のご理解・ご協力をいただきました。