秩父の奇祭、別名甘酒こぼし
令和最初の開催となる秩父地方の奇祭”甘酒まつり”が7月28日(日)猪鼻熊野神社にて行われました。
甘酒まつりとは、ふんどし姿の氏子たちが甘酒や水を掛け合いながら無病息災を願う非常に珍しい祭です。
今年は台風の影響の心配がされましたが、神事の時間は大きな雨もなく、たくさんのカメラマンや見物客でにぎわいました。
時間は30分程度の短いお祭りですが、氏子たちは勢いよく大量の甘酒を掛け合いました。
令和最初の開催となる秩父地方の奇祭”甘酒まつり”が7月28日(日)猪鼻熊野神社にて行われました。
甘酒まつりとは、ふんどし姿の氏子たちが甘酒や水を掛け合いながら無病息災を願う非常に珍しい祭です。
今年は台風の影響の心配がされましたが、神事の時間は大きな雨もなく、たくさんのカメラマンや見物客でにぎわいました。
時間は30分程度の短いお祭りですが、氏子たちは勢いよく大量の甘酒を掛け合いました。
昨年は台風の影響で中止となってしまい今年も台風の影響も心配されましたが、親鼻の祇園祭りが開催されました。
親鼻の祇園祭りは全国でも珍しい夜に行われる川瀬の神事です。
辺りが薄暗くなったころ、ライトとたいまつで照らされた親鼻橋下の荒川に、神輿の担ぎ手が入っていきます。
夜の荒川に入った神輿は担ぎ手たちの手によって何回転も転がされ、吸い取った地域の厄を流します。これを3回行います。
夜行われる川瀬の神事はやはり勇壮です。最後は花火が打ち上げられ、観客の拍手とともに夜川瀬の神事はフィナーレとなりました。
毎年7月8日に行われるあめ薬師縁日は、梅雨の時期で雨が降ることが多いから別名「雨薬師縁日」とも呼ばれています。
かつては固めた飴の塊をナタでかき割る「ぶっかき飴の販売が名物でしたが、現在は飴屋さんによる「ぶっかき飴」の販売は行われなくなり、地元の駄菓子屋さんによる「薬師のあめ」の販売が行われています。
今年は天候が心配されましたが、雨も降ることもなく比較的過ごしやすい気候だったため、平日にもかかわらず多くの人たちで賑わっていました。
厳かな雰囲気の中、午前10時より祭典が執行され、その後宝登山神楽が奉納されました。しだれ桜が満開となった境内は大勢の参拝客で賑わいました。
秩父市下久那地区で近年メディア等でも取り上げられ、奇祭として有名となったジャランポン祭りが行われました。
ジャランポン祭りは別名葬式祭りとも呼ばれ、死人に見立てた生き仏を棺桶にいれて、でたらめな念仏を唱えながら無病息災を祈る世にも珍しいお祭りです。
お酒を飲んで赤ら顔の方丈や唐獅子模様の風呂敷を纏った楽隊の賑やかな音に笑い声の絶えないお祭りです。
公会堂での行事が終わると最後は中身が空の棺桶を神社まで運び、そこで再び死人が棺桶に入ります。
赤ら顔の方丈の挨拶が一通り終わると最後に元気に死人がよみがえり、万歳三唱で祭りはお開きとなりました。
今年が平成最後のジャランポン祭りとなりましたが、来年も再び新しい生き仏を迎えて、世にも珍しい春の行事が行われます。
3月3日(日)秩父路に春を告げる長瀞火祭りが行われました。
当日は午前中から生憎の雨模様となってしまいましたが、宝登山山麓の火祭り会場には、傘を差しながら沢山の人出が訪れました。
長瀞火祭りのクライマックスは、燃え上がる炎の中を修験者が裸足で駆け抜ける柴燈大護摩 火渡荒行奉修です。
その後、一般奉賛者の火渡りも行われ一年の招福除災を祈願しました。
長瀞火祭りも終わり、いよいよ長瀞町内は春の装いとなります。梅は見ごろを迎え、桜の開花も3月中旬頃より始まります。春の長瀞へお出かけください。
※今回の取材にあたり長瀞火祭り奉賛会様・秩父鉄道様・長瀞町観光協会様のご理解とご協力を頂きました。
豆まきに特徴的な赤鬼、青(緑)鬼などが登場する秩父神社の節分追儺祭が行われました。
当日は天気にも恵まれ、午前中から午後3時まで計6回の豆まきが行われ、日曜日という事もあってか境内にはたくさんの人出で賑わいました。
豆まきを行う年男、年女の皆さんが、揃いの裃(かみしも)を着て神社本殿でお払いをした後、平成殿の2階から豆まきが行われます。
最初はチビッ子を脅かしながら、コミカルな動きをしながら練り歩いていた赤鬼、青鬼ですが、2階から豆がまかれるとすぐさま退散。代わって見物していたお客さんが2階からまかれる年男、年女の福にあやかろうと一生懸命手を伸ばしていました。
神楽殿では大黒舞が舞われ、こちらもお供物を手にしようと多くの人たちが集まっていました。
夜には、古式に則った形で節分追儺祭が執り行われます。
秩父三社のひとつ、長瀞町・寶登山神社にて、毎年恒例の節分追儺祭が2月3日(日)に行われました。
神事の後、境内には今年の年男・年女の人たちが、裃(かみしも)を着て勢ぞろい。
本殿前では神職が東西南北、中央に向けて矢を射る蟇目(ひきめ)神事が行われます。蟇目(ひきめ)神事は、邪気を払い福を呼び、放たれた矢を運良く拾った人は今年一年の縁起が良いと云われています。
その後、年男・年女による威勢の良い「鬼は外、福は内」の威勢の良い大きな声を掛け声に豆まきやみかんや餅などが撒かれました。
日曜日ということもあって、寶登山神社境内にはたくさんの人出で非常に賑やかな節分祭となりました。
昔ながらの小さな路地に縁起の良いだるま露店が並ぶ「虚空蔵尊縁日(こくぞうそんえんにち)」が、秩父市上宮地町にて、今年も1月12日、13日の2日間、行われます。
秩父地方は積雪が心配されましたが、雪もなく厳しい寒さも少なかったせいか、子ども連れの家族の姿が多く目立ちました。
今年は土曜日開催という事もあってか、夕方5時半過ぎになると石段まで長い行列が出来ました。
提灯で照らされた本堂横に並んだだるま露店前には、例年以上にだるまを買い求める人たちの姿が多く見られました。
虚空蔵尊縁日は本日13日(日)も午後3時頃まで開催しております。
※写真は12日(土)夜の様子です。
宝登山山麓の長瀞町不動寺にて今年も賑やかに七草粥まつりが行われました。大釜で炊かれた熱々の七草粥、約2,000食分が訪れた参拝客の方々に無料で振舞われました。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの春の七草と彩のニンジン等が入った不動寺の七草粥は、五大力明王の開運粥とも呼ばれています。
今年一年の無病息災を願い、たくさんの方々が行列をつくりました。
■今週12日より長瀞ロウバイまつりもスタート!!
1月12日(土)~2月24日(日)の期間、長瀞ロウバイまつり2019が開催されます。期間中は、各種イベント等が開催される予定です。
★詳しい情報は、長瀞町観光協会公式サイトをご覧ください。