2月26日(日)皆野町文化会館大ホール で、秩父地域の伝統的な人形芝居、「横瀬人形芝居」「白久の串人形」「出牛人形浄瑠璃」が一同に会し、その芸と技を競う「秩父人形サミット2012」が行われました 。3つの芝居が一度に見られるとあって、会場は立ち見が出るほど大盛況でした。
※取材にあたり、三団体保存会の方々の多大なるご協力をいただきました。
かつて秩父地域では人形芝居が盛んで、縁日や村祭りの際神社の境内で、また農家の軒先で座敷を開放したりと多くの方に親しまれていました。 しかし、近年の過疎化と高齢化が進むなか、地域文化の振興と伝統文化を守り伝える相互交流の場として、同サミットが開催されました。
出演団体及び演目は以下の通りです。
・横瀬人形芝居(小栗判官実道記親子対面矢取りの場)
・白久の串人形(御所櫻堀川夜討 弁慶上使の段)
・出牛人形浄瑠璃(傾城恋飛脚 新口村の段)