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WebGuide秩父は秩父のポータルサイトとして秩父のさまざまな情報を発信しています

記事掲載日 : 2016年3月7日

長瀞火祭り(長瀞町)

長瀞町の宝登山山麓にある不動寺前の駐車場広場で、3月6日(日)「長瀞火祭り」が行われました。
同祭は昭和53年から開始され、毎年3月の第一日曜日に実施されており、本年で34回目を迎え、秩父路に春を呼ぶ祭りとしても知られています。
もともと秩父地方の信仰行事「火祭祈願」を再興したもので、総本山醍醐寺座主御親修による秘法の火祭り祈願「紫燈大護摩・火渡荒行」は一見の価値があります。

※今回の取材にあたり長瀞火祭り奉賛会・秩父鉄道・長瀞町観光協会他関係者のご理解・ご協力を頂きました。

正午過ぎから修験者の吹き鳴らすほら貝の音を合図に、一行は長瀞駅から宝登山山麓の火祭り会場を目指し出発します。修験者一行のほかに獅子舞一団、一般奉賛者総勢1,000名を超える行列で会場を目指します。

薪を約3トン、ひのきを約4トン使用し山積みされた火渡り道場に点火されると、みるみるうちに火柱が立ち上がり、会場は立ち上がる炎の熱気に包まれました。
その後、無病息災や商売繁盛等を願い秘法の「柴燈大譲摩(さいとうおおごま)、火渡荒行」が行われます。

火の勢いが弱まると、修験者が護摩札をかかえ、気合とともに次々と火の中へ飛び込んでゆきます。
修験者の火渡りに続いて、一般の奉賛者たちが火渡りを行ないます。
火渡りは一般の方でも参加することができ、中には子供の姿もありました。
奉賛者たちは、各々の思いや願いを胸に火渡りしていました。

椋神社御田植祭(秩父市)

3月6日(日)秩父市蒔田・上蒔田椋神社で、春の農作業に先駆けて行う神事、椋神社御田植祭が行われました。
御田植祭はその年の豊作を祈願して、神社境内を神田に見立て、稲作りの動作を模擬的に行う神事です。烏帽子に白装束をまとい、少し赤ら顔になった12人の氏子たちが田植え歌を歌いながら、竹製の農具で農作業の所作をコミカルに演じます。

クライマックスには2頭の御神馬が、神田に見立てた境内の周りを勢いよく駆け回る様は大迫力の一言。見物に訪れた人たちを喜ばせました。

※取材にあたり、椋神社御田植祭保存会様、秩父市観光課様のご理解とご協力をいただきました。

記事掲載日 : 2016年2月3日

三峯神社・ごもっとも神事(秩父市三峰)

まだ雪の残る三峰山山頂の三峯神社にて、ごもっとも神事が行なわれました。

裃姿の年男が三方にのせた福枡の豆を、「福は内」の唱えごとと共に社殿にまきます。この時、後にひかえた添人が、大声で「ごもっともさま」と叫びつつ、巨大なごもっとも棒を前上方に突き出すのが特徴です。

福は内、鬼は外の後に「ごもっともさまー!」の掛け声と共にごもっとも棒を掲げ祈願をしていました。

※取材にあたり、三峯神社様、秩父市観光課様のご理解とご協力をいただきました。

寶登山神社 節分追儺祭(長瀞町)

長瀞町にある寶登山神社で節分追儺祭が行われました。
本殿の前で行われた蟇目(ひきめ)神事は、神職が東西南北、中央に向けて矢を射ることによって、邪気をはらい福を呼ぶとされています。

また、同神社では本殿の前で年男・年女が裃姿で豆まきをします。今年も沢山の豆がまかれ邪気を払い福を呼び込んでいました。
申年の福に授かろうとたくさんの人で賑わっていました。

記事掲載日 : 2016年1月13日

虚空蔵縁日(秩父市)

平成28年1月12・13日の2日間、埼玉県秩父市虚空蔵寺で虚空蔵尊縁日が行われました。

 虚空蔵尊は十二支の丑・寅年の守り本尊で、また養蚕業の守り本尊としてかつて「秩父銘仙」で繁栄を誇った秩父地方ではいまだ厚い信仰を集めています。

厳しい寒さの中、早い時間から多くの参拝客で賑い、参道にある90段の石段も行列でいっぱいとなりました。
 本堂に続く沿道には、ダルマやお宝の市のほか露店が多く立ち並び、2,000円前後の手頃な縁起物がよく売れている様子でした。

記事掲載日 : 2015年12月7日

秩父夜祭(秩父市)

[youtube]https://youtu.be/YsUrog38J3k[/youtube]

 京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並んで、日本三大曳山(ひきやま)祭りの一つとして有名な、秩父神社例大祭「秩父夜祭」が12月2日(水・宵宮)、3日(木・大祭)の2日間行われました。

今年は2日間で約23万人もの人出で賑わいました。
3日の大祭では、秩父神社を出発した各町会の屋台と笠鉾が、お旅所を目指して出発します。約7,000発の打ち上げ花火が夜空を彩る中、重さ10トンを超える笠鉾と屋台が、お旅所手前の急坂、だんご坂を引き上げられ、秩父夜祭がクライマックスを迎えます。

 

※今回の取材にあたり秩父市役所観光課、秩父観光協会、秩父神社、各屋台・笠鉾関係者の皆様のご理解・ご協力を頂きました。

 

 

記事掲載日 : 2015年10月12日

龍勢まつり(秩父市下吉田)

10月11日(日)秩父市吉田の椋神社で、同社の例大祭「龍勢まつり」が行われました。

龍勢は別名「農民ロケット」と呼ばれ、多量の火薬を詰めた松材の筒を、矢柄と呼ばれる竹にくくりつけ上空へ打ち上げる煙火で、五穀豊穣・天下泰平への願いが込められています。

龍勢の製造は職人や地元の人によって行われ、火薬製造の資格を持つ27の流派が、手作りで龍勢を作り上げます。関係者はこの日のために1年かけて準備をします。

当日は小雨がぱらつく生憎の天候でしたが、打ち上げ会場周辺は、たくさんの観光客や地元の人で賑わっていました。

また、秩父を舞台としたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で龍勢をモチーフにしたシーンが放送されたことが影響して、たくさんのアニメファンが訪れていました。

 

秩父地域では年末にかけて祭りやイベントなどが数多く行われます。秋の深まりをみせる秩父路に訪れてみてはいかがでしょうか。

記事掲載日 : 2015年10月1日

里宮の神楽(横瀬町)

10月1日(木)埼玉県横瀬町の武甲山御嶽神社で里宮の神楽が奉納されました。
同神楽は4月15日の祈年祭と10月1日の例大祭、年2回奉納され横瀬町の無形民俗文化財に指定されています。舞台後方の楽屋で大太鼓・小太鼓・笛の囃子方が舞を見ながら奏する「隠れ囃子」が最大の特徴で、起源は文禄5年(1596)400年以上の歴史があります。

祭典当日は天気にも恵まれ、地元の方やカメラマンが多く訪れました。大黒様が見物客に向けて供物を振舞う「大黒舞」では、たくさんの人が供物へ手を伸ばす姿が印象的でした。

記事掲載日 : 2015年8月17日

長瀞船玉まつり(長瀞町)

8月15日(土)に長瀞町の岩畳周辺で長瀞船玉まつりが行われました。
同祭は、船頭による水上安全・水難供養が起源と言われ、100年以上続く長瀞の伝統的な祭りです。
万灯船の運航や、神官による祭典が行われ、水上安全と水難供養を祈願しました。併せて約1,200個の灯籠流しが行われ、灯籠の光が川面を照らし、とても幻想的な光景でした。
夜には約3,500発のスターマイン・仕掛け花火・尺玉が夜空を彩る花火大会が行われ、集まった約8万人の観客から大きな歓声と拍手があがりました。
 ※取材にあたり長瀞船玉まつり実行委員会様のご協力を頂きました。

記事掲載日 : 2015年7月29日

皆野町内・夏の祇園祭りの様子

皆野町内で行われた親鼻の祇園祭り(夜川瀬)と原の祇園祭りの様子です。

 

■親鼻の祇園祭り(夜川瀬) 7月25日(土)

皆野町親鼻地区で夏の祇園、親鼻の祇園祭りが行われました。秩父で唯一、夜に行われる川瀬神事が特徴です。辺りが薄暗くなったころ、荒川にかかる親鼻橋のたもとで川瀬神事が執り行われます。迫力のある太鼓の音と共に神輿洗いが行われました。

 

 ■原の祇園祭り 7月26日(日)

皆野町商店街で原の祇園祭りが行われました。原の祇園祭りは八坂大神社(現在は椋神社に合祀)の祭りで、この地区の夏祭りとして行われています。皆野町商店街を神輿と屋台が曳き回され、大変賑わいました。