昔ながらの夏祭り”原祇園祭”
皆野町内で行われる夏の祇園祭のひとつ、原の祇園祭が行われました。
皆野町原地区は、秩父鉄道皆野駅から降りてすぐの皆野町商店街周辺となります。
原の祇園祭は、八坂大神社(現在は椋神社に合祀)の夏のお祭りです。
まだ日中の暑さの残る夕方から、地元の子どもたちが囃子手の屋台と神輿が町内を回ります。皆野駅近くのバス乗り場では、地元の獅子舞も披露され、地元の人たちを中心に賑わっていました。
来週は同じく皆野町内の親鼻地区にて、川瀬の神事が夜に行われる親鼻祇園(夜川瀬)が開催されます。
[記事:nakajima]
ふんどし姿の氏子たちが甘酒を掛け合う秩父の奇祭
埼玉県指定無形民俗文化財にも指定されている甘酒や水を掛け合いながら無病息災を願う非常に珍しい祭、猪鼻の甘酒まつりが、7月22日(日)に行われました。
甘酒まつりは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が大猪を退治した際に村人が濁酒を差し上げたことに由来するといわれ、その後天保八年に疱瘡が流行った際、厄病流しとして祭事が始まったと伝えられています。
秩父市白久猪鼻地区に鎮座する熊野神社の境内に集まったふんどし姿の氏子が威勢の良い掛け声とともに甘酒を掛け合います。
掛け合った甘酒は、甘酒独特の香りと共に、境内へと続く階段に滝のように流れていきます。
正味30分程度の神事ですが、珍しい奇祭を一目見ようと観光客やカメラマン、テレビ局の取材等が行われていました。
[記事:nakajima]
秩父市内に置いて、秩父川瀬祭がおこなわれました。
同祭は毎年7/19・7/20に開催されます。
例年、同祭は梅雨明けの時期に差し掛かりますが、今年は猛暑の中、こどもたちが汗を額に頑張っていました。
7/19(木)の夜には、道の駅ちちぶ会場で花火大会もおこなわれました。
両日とも天気に恵まれ、沢山の人が訪れていました。
※取材日は7/19(木)宵宮
[記事:kuwahata]
どこか懐かしい昔ながらの縁日の風景
秩父市東町・札所十三番慈眼寺にて、毎年恒例のあめ薬師縁日が行われました。
あめ薬師縁日は毎年7月8日に行われ、毎年雨が降る事が多いことから、別名「雨薬師縁日」ともいわれています。
今年は日曜日という事もあってか、慈眼寺周辺には約70軒の色とりどりの露店が並び、夏らしい香りと蒸し暑さの中、数多くの人出で賑わいました。
あめ薬師縁日は、眼に御利益があるとも言われています。お堂には、「目が良くなりますように」と大きな「め」の文字の絵馬が数多くかけられます。
秩父市内の昔ながらの風景が数多く残る東町周辺は、どこか懐かしい気持ちになります。東町通りにはイルミネーションが飾られ、夕方からストリートライブが開催されていました。
あめ薬師縁日が終わると秩父もいよいよ夏本番。7月19日(木)・20日(金)は川瀬祭となります。
[記事:nakajima]
4/20(金)・4/21(土)の両日、小鹿神社例大祭である「小鹿野春まつり」が開催されています。
「春日町」「上町」「腰之根」「新原」の四町の屋台や傘鉾が、秩父屋台囃子を轟かせながら町内を曳航されます。
華麗な衣装を身に着けた「上乗り」「反り木」「拍子木」「金棒つき」の役付きの人たちは、夏を思わせるような暑い陽気の中、額に汗しながら祭りを盛り上げていました。
※取材日は4/20(金)
[記事:kuwahata]
勇壮な武甲山をバックに絢爛豪華な笠鉾と屋台の共演
秩父地方で最初に山車の出る秩父市山田・恒持神社の例大祭が3月11日(日)に行われました。
当日は前日の春らしい陽気とはうって変わって肌寒い天気の一日となりましたが、祭りは多くの人出で賑わいました。
恒持神社での祭典の後、「大棚(おおだな)笠鉾」、「中山田屋台」、「荒木屋台」の合計3台の絢爛豪華な山車が恒持神社を出発。露店と人で埋め尽くされた町内を巡行し御旅所を目指します。
勇壮な武甲山をバックに秩父屋台囃子と囃し手の威勢の良い掛け声が祭りを盛り上げます。道中や御旅所では、かわいい女の子の曳き踊りも奉納されました。
山田の春祭りが終わると、厳しかった秩父地方の冬も終わりを告げ、色鮮やかな花々が咲く春の訪れとなります。
[記事:nakajima]
秩父路で育まれた信仰行事”火渡祈願”
3月4日(日)、長瀞町宝登山山麓の長瀞山不動寺にて今年で41回目となった長瀞火祭りが行われ、数多くの人出で賑わいました。
長瀞火祭りは、護摩の浄火を渡ることによって一切の災難と障害を焼き、「宝福招来」、「開運厄除」のご利益がもたらされるといわれています。
お昼過ぎに秩父鉄道長瀞駅前より修験者の吹きならす、ほら貝の音に乗り1,000名を超す練行が約40分程度かけて不動寺の火祭り会場を目指します。
火祭り会場では、燃え上がる炎の中を修験者が裸足で駆け抜ける大迫力の柴燈大護摩 火渡荒行奉修が行われました
その後、一般奉賛者の火渡りも行われ一年の招福除災を祈願しました。
長瀞火祭りは秩父路に春を告げる祭とも言われています。長瀞町内はロウバイが引き続き見頃、梅の開花も始まり、3月下旬頃には桜の開花も始まります。
ぜひ春の秩父路へお出かけ下さい。
※今回の取材にあたり長瀞火祭り奉賛会様・秩父鉄道様・長瀞町観光協会様のご理解とご協力を頂きました。
[記事:nakajima]
秩父市にある秩父神社で節分追儺祭がおこなわれました。
10時から15時までの間、神楽の奉納や鬼やらい豆まきが行われ、多くの参拝者たちが訪れました。
赤鬼・青鬼が境内の石畳に登場すると、あちこちから怖がった子ども達の泣き声が聞こえてきました。
平成殿から年男・年女によって福豆や砂糖菓子の入った小袋がまかれ、観客達は小袋を得て福にあやかろうと一生懸命に手を伸ばしていました。
19時30分からは節分追儺の神事が行われました。
奉幣(ほうべい)行事、撒豆(さんとう)行事、蟇目(ひきめ)行事に続き、鬼やらいがおこなわれ、年男による豆まきがおこなわれした。
今年一年の福に授かろうと、沢山の人が訪れていました。
※今回の取材に当たり、秩父神社様のご理解とご協力をいただきました。
[記事:kuwahata]
長瀞町にある寶登山神社で節分追儺祭がおこなわれました。
先週末に降った雪の残る中、神事が厳かに執りおこなわれました。
本殿の前で行われた蟇目(ひきめ)神事は、神職が東西南北、中央に向けて矢を射ることによって、邪気をはらい福を呼ぶとされています。
神事の後におこなわれる豆まきは、本殿を後ろでに年男・年女が一斉に豆をまきます。
大きな掛け声とともに、今年も沢山の豆がまかれ、邪気を払い、福を呼び込んでいました。
訪れた沢山の参拝客は、この福に授かろうと賑わっていました。
[記事:kuwahata]
奇祭ごもっともさまと冬の秩父雲海
2月1日(木)から2日(金)にかけての積雪が心配されましたが、標高1,102メートルに鎮座する関東のパワースポット三峯神社にて、節分祭「ごもっとも神事」が行われました。
境内の至る所にまだまだ雪が残る三峯神社でしたが、年男を中心に「福は内」の掛け声の後、大きなごもっとも棒を持った添え人による「ごもっともさまー」の掛け声で、一斉にごもっとも棒を掲げ、厄除け祈願をしました。
今年は積雪のせいか若干湿度が高く、三峯山頂からは冬では珍しい雲海も見る事が出来ました。
※取材にあたり、三峯神社様のご理解とご協力をいただきました。
[記事:nakajima]