秩父地方で最初に山車の出る秩父市山田・恒持神社の例大祭が3月11日(日)に行われました。
当日は前日の春らしい陽気とはうって変わって肌寒い天気の一日となりましたが、祭りは多くの人出で賑わいました。
恒持神社での祭典の後、「大棚(おおだな)笠鉾」、「中山田屋台」、「荒木屋台」の合計3台の絢爛豪華な山車が恒持神社を出発。露店と人で埋め尽くされた町内を巡行し御旅所を目指します。
勇壮な武甲山をバックに秩父屋台囃子と囃し手の威勢の良い掛け声が祭りを盛り上げます。道中や御旅所では、かわいい女の子の曳き踊りも奉納されました。
山田の春祭りが終わると、厳しかった秩父地方の冬も終わりを告げ、色鮮やかな花々が咲く春の訪れとなります。