珍しい夜川瀬 親鼻の祇園祭
昨年は台風の影響で中止となってしまい今年も台風の影響も心配されましたが、親鼻の祇園祭りが開催されました。
親鼻の祇園祭りは全国でも珍しい夜に行われる川瀬の神事です。
辺りが薄暗くなったころ、ライトとたいまつで照らされた親鼻橋下の荒川に、神輿の担ぎ手が入っていきます。
夜の荒川に入った神輿は担ぎ手たちの手によって何回転も転がされ、吸い取った地域の厄を流します。これを3回行います。
夜行われる川瀬の神事はやはり勇壮です。最後は花火が打ち上げられ、観客の拍手とともに夜川瀬の神事はフィナーレとなりました。
[記事:nakajima]
秩父札所十三番慈眼寺「あめ薬師縁日」
毎年7月8日に行われるあめ薬師縁日は、梅雨の時期で雨が降ることが多いから別名「雨薬師縁日」とも呼ばれています。
かつては固めた飴の塊をナタでかき割る「ぶっかき飴の販売が名物でしたが、現在は飴屋さんによる「ぶっかき飴」の販売は行われなくなり、地元の駄菓子屋さんによる「薬師のあめ」の販売が行われています。
今年は天候が心配されましたが、雨も降ることもなく比較的過ごしやすい気候だったため、平日にもかかわらず多くの人たちで賑わっていました。
[記事:nakajima]
ちちぶインフォオラータ2019開催
令和元年初日の5月1日(水)に、秩父神社境内にて、ちちぶインフィオラータが秩父で初めて開催されました。インフォオラータとはイタリア語で花を敷き詰める、花をまくという意味。
色鮮やかななインフォオラータを県外の方々を中心の参加者が仕上げていきました。今回制作したインフォオラータは、ゴールデンウィーク期間中の5月6日(月)まで秩父神社境内に展示されています。
令和元年を記念して祝太鼓も披露
元号改元にあわせて、秩父神社前番場通りにて秩父屋台囃子20連太鼓」が披露されました。時代は平成から令和へ。勇壮な秩父屋台囃子の演奏の中、秩父の日本酒で書か見開きや振る舞い酒も行われ、多くの観光客の方々で賑わっていました。
[記事:nakajima]
4月3日(水)寶登山神社例大祭が行われました
厳かな雰囲気の中、午前10時より祭典が執行され、その後宝登山神楽が奉納されました。しだれ桜が満開となった境内は大勢の参拝客で賑わいました。
[記事:nakajima]
行燈の灯りが暗闇を灯す春のお祭り
3月16日(土)、17日(日)の2日間、皆野町下田野地区で毎年恒例の下田野行灯祭りが行われました。
昔は田んぼの畔や耕地だった下田野地区ですが、現在は運動公園や住宅が立ち並びます。景色は変わりましたが、日が暮れた暗闇を約300の行燈の灯りが照らす景色は趣があります。
行燈には戯画や地元の子どもたちの絵が描かれ、行燈の絵を一つ一つ見るのも楽しいです。
下田野行灯祭りの始まりは鉢形城の戦いで討ち死にした北条武士や地元の農民の霊を慰めるため、百八張りの行灯を灯して供養するようになったことが始まりと言われています。
[記事:nakajima]
新型特急「Laview(ラビュー)」ついにデビュー!!
3月16日(土)、西武鉄道新型特急「Laview」がいよいよ運行を開始。
西武秩父駅では、朝7時30分に池袋駅を出発した新型特急「Laview」を出迎える歓迎イベントが行われました。
「Laview」の特徴は未来的な球面形状の全面とフォルムとシルバーの車体、大きな窓と黄色い座席が特徴です。
西武秩父駅には秩父市長をはじめ、秩父旅館業協同組合の女将さん、銘仙レディー、秩父観光協会のほか、秩父市のイメージキャラクター ポテくまくん、お隣横瀬町からはブコーさん等が総出で「Laview」を小旗を振りながらお出迎え。「Laview」が駅に到着すると大歓声が起こりました。
西武秩父駅構内では、祭の湯マルシェも同時開催されました。
「Laview」で到着された人たちに地元、秩父農工科学高等学校の秩父屋台囃子保存会による演奏披露や秩父農林振興センターによるいちごの無料配布、秩父の地酒が振舞われました。
秩父地方はそろそろ桜の開花も始まり、4月中旬頃から芝桜の開花も始まります。
観光シーズンも始まり、新型特急「Laview」の活躍が期待されます。
新型特急「Laview」は当面の間、特急「ちちぶ」「むさし」(池袋~飯能~西武秩父)として、平日下り5本と上り6本、土日休日上下各5本運行されます。
★新型特急Laviewの情報は「Laview」公式サイトをご覧ください。
※今回の取材にあたり、秩父旅館業協同組合様、秩父市観光課様、西武鉄道西武秩父駅様のご理解と協力をいただきました。
[記事:nakajima]
全国的にも有名となった秩父の奇祭
秩父市下久那地区で近年メディア等でも取り上げられ、奇祭として有名となったジャランポン祭りが行われました。
ジャランポン祭りは別名葬式祭りとも呼ばれ、死人に見立てた生き仏を棺桶にいれて、でたらめな念仏を唱えながら無病息災を祈る世にも珍しいお祭りです。
お酒を飲んで赤ら顔の方丈や唐獅子模様の風呂敷を纏った楽隊の賑やかな音に笑い声の絶えないお祭りです。
公会堂での行事が終わると最後は中身が空の棺桶を神社まで運び、そこで再び死人が棺桶に入ります。
赤ら顔の方丈の挨拶が一通り終わると最後に元気に死人がよみがえり、万歳三唱で祭りはお開きとなりました。
今年が平成最後のジャランポン祭りとなりましたが、来年も再び新しい生き仏を迎えて、世にも珍しい春の行事が行われます。
[記事:nakajima]
秩父路で育まれた信仰行事”火渡祈願”が行われました
3月3日(日)秩父路に春を告げる長瀞火祭りが行われました。
当日は午前中から生憎の雨模様となってしまいましたが、宝登山山麓の火祭り会場には、傘を差しながら沢山の人出が訪れました。
長瀞火祭りのクライマックスは、燃え上がる炎の中を修験者が裸足で駆け抜ける柴燈大護摩 火渡荒行奉修です。
その後、一般奉賛者の火渡りも行われ一年の招福除災を祈願しました。
長瀞火祭りも終わり、いよいよ長瀞町内は春の装いとなります。梅は見ごろを迎え、桜の開花も3月中旬頃より始まります。春の長瀞へお出かけください。
※今回の取材にあたり長瀞火祭り奉賛会様・秩父鉄道様・長瀞町観光協会様のご理解とご協力を頂きました。
[記事:nakajima]
秩父神社の節分追儺祭
豆まきに特徴的な赤鬼、青(緑)鬼などが登場する秩父神社の節分追儺祭が行われました。
当日は天気にも恵まれ、午前中から午後3時まで計6回の豆まきが行われ、日曜日という事もあってか境内にはたくさんの人出で賑わいました。
豆まきを行う年男、年女の皆さんが、揃いの裃(かみしも)を着て神社本殿でお払いをした後、平成殿の2階から豆まきが行われます。
最初はチビッ子を脅かしながら、コミカルな動きをしながら練り歩いていた赤鬼、青鬼ですが、2階から豆がまかれるとすぐさま退散。代わって見物していたお客さんが2階からまかれる年男、年女の福にあやかろうと一生懸命手を伸ばしていました。
神楽殿では大黒舞が舞われ、こちらもお供物を手にしようと多くの人たちが集まっていました。
夜には、古式に則った形で節分追儺祭が執り行われます。
[記事:nakajima]
邪気をはらい福徳を願う豆まき神事
秩父三社のひとつ、長瀞町・寶登山神社にて、毎年恒例の節分追儺祭が2月3日(日)に行われました。
神事の後、境内には今年の年男・年女の人たちが、裃(かみしも)を着て勢ぞろい。
本殿前では神職が東西南北、中央に向けて矢を射る蟇目(ひきめ)神事が行われます。蟇目(ひきめ)神事は、邪気を払い福を呼び、放たれた矢を運良く拾った人は今年一年の縁起が良いと云われています。
その後、年男・年女による威勢の良い「鬼は外、福は内」の威勢の良い大きな声を掛け声に豆まきやみかんや餅などが撒かれました。
日曜日ということもあって、寶登山神社境内にはたくさんの人出で非常に賑やかな節分祭となりました。
[記事:nakajima]