3月16日(土)、17日(日)の2日間、皆野町下田野地区で毎年恒例の下田野行灯祭りが行われました。
昔は田んぼの畔や耕地だった下田野地区ですが、現在は運動公園や住宅が立ち並びます。景色は変わりましたが、日が暮れた暗闇を約300の行燈の灯りが照らす景色は趣があります。
行燈には戯画や地元の子どもたちの絵が描かれ、行燈の絵を一つ一つ見るのも楽しいです。
下田野行灯祭りの始まりは鉢形城の戦いで討ち死にした北条武士や地元の農民の霊を慰めるため、百八張りの行灯を灯して供養するようになったことが始まりと言われています。