10月23日(日)秩父市下寺尾の萩平諏訪神社境内で、第14回萩平歌舞伎舞台公演が行われました。
前日は雨で開催が危ぶまれましたが、当日は薄日が差す暖かい日となり、来場者は昨年より多く約650人でした。
萩平舞台は明治初期に地元の人たちが建てた麦わら屋根作りの農村歌舞伎舞台で埼玉県内に確認されている22カ所の農村歌舞伎舞台の中で、唯一、県指定有形民俗文化財に指定されています。
秩父歌舞伎正和会による演目「絵本太功記(十段目 尼崎閑居之場)」は明智光秀が主君織田信長を本能寺で討った後、羽柴秀吉に滅ぼされるまでの経過を十三段に脚色したお芝居です。なかでも十段目の尼崎閑居之場は、「太十(たいじゅう)」と呼ばれ人気があり、役者の演技や歌舞伎独特の言い回しに、客席からは大きな拍手と声援があがっていました。
今回、花の木小学校OB、OGの高校生が出演し、将来、秩父歌舞伎正和会の後継者として、今後の活躍が非常に期待されます。
舞台周辺では「第6回萩平さんぽ展」も併せて開催されました。
民家の納屋、趣ある蔵の前等に絵画や写真、陶芸等が展示され、稲刈りが済んだ田んぼの長閑な風景の中を散歩しながら、たくさんの人が芸術鑑賞を楽しんでいました。
またお茶席も設けられ、外国の方がお茶を立てるのを真剣に見ていたのも印象的でした。
※取材に当たり萩平歌舞伎実行委員会の皆様のご理解ご協力を頂き、取材させて頂きました。
[記事:akko]
秋の秩父路恒例イベントとなった「第6回秩父サイクルトレイン」が10月22日(土)に開催されました。秩父サイクルトレインは、自転車をたたまずそのまま乗車できる臨時電車に乗って秩父へ訪れ、秩父の名所を巡りながらサイクリングを楽しむ秩父ならではのイベントです。
当日は朝からあいにくの雨となりましたが、総勢137名をの参加者でにぎわいました。9時35分、西武秩父駅に臨時列車が到着すると多くの参加者が続々とエントリーを行いました。




10時より開会式が行われ、久喜市長の挨拶、埼玉県が推進するポタガールのメンバーの一人、松野香織さんより「LOVE BICYCLE SAITAMA」のPRが行われました。
今年は3コース。のどかな田園コースを走って景勝長瀞を訪ねるAコースと豊かな自然と札所等の文化財を巡るBコース、秩父内の名所を自由にめぐるフリー走行のCコースが用意されました。
心配された雨も昼頃には上がり、参加者全員が初秋の秩父路を楽しむイベントとなりました。
今回の取材にあたり、秩父サイクルトレイン実行委員会、秩父市、西武鉄道(株)、秩父鉄道(株)他のご理解・ご協力を頂きました。
[記事:nakajima]
10月22日(土)・23日(日)の2日間、浦山の大日堂で獅子舞が行なわれました。
初日は、あいにくの雨となりましたが、例年通り、多くの参拝者や見物客、カメラマンで賑わっていました。
午前9時から午後3時頃まで、6頭の獅子が「剣がかり」といわれる、悪疫払いの舞を奉納し、参拝者の安全を祈願します。「祈願ざさら」と呼ばれる舞は、参拝者の祈願が目的で、参拝希望者が揃うと舞がひとつ行われます。
同獅子舞は、跳んだり跳ねたりする、激しく勇壮な舞です。大日堂に集まった参拝者の周りを舞い、悪疫の退散を祈願します。大日如来は、未(ひつじ)・申(さる)年生まれの人の守り本尊で、毎年熱心な信者で賑わうのが特徴です。
※取材は22日(土)に行ないました。
※取材に当たり、浦山大日堂獅子舞保存会様のご協力をいただきました。
[記事:yokoyama]
秩父市三峰周辺の山々が色づき始めました。秩父地方では先週から冷え込みが続き、紅葉は日を追うごとに進んでいます。
10/23(日)には、三峯神社成蹊殿周辺で「第35回秩父大滝紅葉まつり」のオープニングイベントが開催されます。特産品の販売や郷土芸能の披露、芸能ショーなどが行われます。大自然の山並みと紅葉、大滝ならではのイベントに一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
秩父大滝紅葉まつりオープニングイベントの詳細は→こちら
[記事:kuwahata]
雁坂峠、出会いの丘周辺は色づきが進み見頃を迎えています。
バイクを止めて、紅葉を楽しんでるライダーの方達も見られました。
[記事:tomida]
中津峡も色づいてきて、来週には見頃を迎えそうです。
下草刈りなどの整備が行われ、景観がとても良くなっています。
[記事:tomida]
10月15日(土)・16日(日)の2日間、秩父ミューズパークで、環境フェスタちちぶ2011が行われました。初日は時折小雨の降る生憎の曇り空となりましたが、2日目はさわやかな晴天となり、2日間併せて約7万4千人の来場者が訪れました。
同時開催として、秩父はんじょう博も開催され秩父の郷土料理、特産品、土産品の販売、秩父を舞台にしたアニメ、あの花グッズの他、お隣の山梨県からも出店され、各ブースとも数多くの人出で賑わっていました。
野外ステージでは、秩父舞祭りC-DANCE!や子ども芸能大会などが披露されました。
子ども広場など、全体的には子ども達が楽しめるイベントやブースが多く出展されており、子ども達の元気な笑顔が見られる2日間となりました。
[記事:nakajima]
第251回みやのかわナイトバザールにおいて、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のコスプレイベントが行われました。
同アニメは、秩父市が舞台設定のモデルとなっており、2011年4月~2011年6月までフジテレビで放送されました。
この日も地元の人やたくさんの観光客、コスプレ大会参加者などが訪れました。通りは500人程の人で埋め尽くされ、小雨が降りしきる中会場は異様な熱気に包まれていました。秩父でも、まだまだ「あの花」熱は続きそうです。
[記事:kuwahata]