埼玉県長瀞町、宝登山山頂の「梅百花園」の様子です。
同園は昭和61年から梅の植栽がはじまり、現在では早咲きの冬至(とうじ)、寒紅梅(かんこうばい)をはじめ、月の三銘花(満月・田毎の月・滄溟の月)など約170品種が集められ、関東一品種の多い梅園です。
今年は例年よりも開花が2週間程度遅れているため、現在の開花状況は3分~4分咲きとなっています。梅園はまだまだ楽しめそうです。
宝登山山頂ではロウバイや福寿草も見頃となっており、色とりどりの花々が訪れる人を迎えてくれます。早春の宝登山に一度訪れてみてはいかがでしょうか。
宝登山の詳しい情報はこちら→長瀞町観光協会
[記事:kuwahata]
四季の花々が楽しめるムクゲ自然公園で、約1万株の秩父紅(福寿草)が見頃を迎えております。今年は天候の影響で開花が若干遅れましたが、連日多くのカメラマンや見物客が訪れています。
紅い色の秩父紅のほか、黄色い原生種も咲いています。館長の話では来週位まで楽しめるそうです。
■ 開花状況などのお問合せ
ムクゲ自然公園(電話番号:0494-62-1688)
■ 入園料 大人 500円(中学生以上)、子供 無料
■ 「ムクゲ自然公園」ホームページはこちら
[記事:nakajima]
3月11日に秩父市山田の恒持神社例大祭が開催されました。このお祭りは、「山田の春祭り」と言われ、秩父地方に春を告げる祭りとして有名です。
当日は午前11時頃には関係者や各町会の山車が恒持神社に集合して祭典が行われました。
同祭りでは、江戸時代より伝わる山組・本組(荒木)の屋台2台、上組(大棚)笠鉾1台が曳きまわされます。
午後は1時頃から曳きまわしが行われ午後3時ごろ御旅所である八坂神社で祭典が行われます。夜には花火も打ち上げられ、春の夜空を彩っていました。昨年は東日本大震災の影響で花火の打ち上げが中止されましたが、今年は予定通りに開催され関係者は安堵していました。
※取材にあたり山田の春祭り関係者の方々にご協力いただきました。
[記事:kuwahata]
3月4日(日)、長瀞町宝登山山麓で、長瀞火祭りが行われました。この祭りが行われると、秩父路にも本格的な春が訪れます。
この祭りは、秩父地方で信仰されていた「火祭祈願」を再興したもので、総本山醍醐寺座主御親修による秘法の火祭り祈願「紫燈大護摩・火渡荒行」。 護摩の霊火により欲やけがれを炊き清め、不動明王に慈悲と加護をいただく秘法とも言われています。
色とりどりの法衣を着た修験者たちを先頭に、奉賛者、一般参拝者一行は総勢約1,000名。心経を唱えながら練り歩く様は一見の価値があります。
会場にうずたかく積まれた約3トン以上もあるヒノキ、スギに火が放たれます。火柱が天まで届くほどの勢いで燃え盛り、その炎のなかをつぎつぎと修験者が気合とともに飛び込み、 火渡りを行い人間の持つ煩悩を清め、招福除災を不動明王にお願いします。
修験者が渡り終ると一般の奉賛者たちの火渡りが行われました。奉賛者たちは、各々の思いや願いを胸に火渡りしていました。
※取材にあたり、長瀞火祭り奉賛会様・長瀞町観光協会様のご協力をいただきました。
[記事:masaru]
埼玉県長瀞町にある宝登山山頂のロウバイ園が見頃を迎えています。
この日は生憎の雨でしたが、ロウバイは綺麗な花を咲かせていました。
今年は例年よりも2週間ほど開花が遅れていたこともあり、まだまだロウバイを楽しむことができそうです。
ロウバイの詳しい情報はこちら→長瀞町観光協会
[記事:kuwahata]
2月26日(日)皆野町文化会館大ホール で、秩父地域の伝統的な人形芝居、「横瀬人形芝居」「白久の串人形」「出牛人形浄瑠璃」が一同に会し、その芸と技を競う「秩父人形サミット2012」が行われました 。3つの芝居が一度に見られるとあって、会場は立ち見が出るほど大盛況でした。
※取材にあたり、三団体保存会の方々の多大なるご協力をいただきました。
かつて秩父地域では人形芝居が盛んで、縁日や村祭りの際神社の境内で、また農家の軒先で座敷を開放したりと多くの方に親しまれていました。 しかし、近年の過疎化と高齢化が進むなか、地域文化の振興と伝統文化を守り伝える相互交流の場として、同サミットが開催されました。
出演団体及び演目は以下の通りです。
・横瀬人形芝居(小栗判官実道記親子対面矢取りの場)
・白久の串人形(御所櫻堀川夜討 弁慶上使の段)
・出牛人形浄瑠璃(傾城恋飛脚 新口村の段)
[記事:masaru]
宝登山山頂のロウバイ園は見頃をむかえています。
ロープウエイ山頂駅出口正面の東ロウバイ園は、ここ数日の暖かさで開花が進み、
7分咲きの状態です。西ロウバイ園は引き続き見頃で、週末には多くの来場者が予想されます。撮影当日も多くの観光客や地元幼稚園の子ども達で賑わっていました。
[記事:yokoyama]
秩父市吉田、道の駅「龍勢会館」裏庭の福寿草が見頃を迎えています。
日中の暖かい日が続き、福寿草は綺麗な花を咲かせています。
黄色い可憐な花を見ようと、多くの見物客が訪れ、早春の秩父路を楽しんでいました。
[記事:yokoyama]
埼玉県長瀞町にある宝登山山頂ロウバイ園の様子です。
ロープウェイ山頂駅を降りて正面の東ロウバイ園は「2分咲き」となっています。
一方、西ロウバイ園は「6~7分咲き」となっています。
この日もたくさんの観光客で賑わっていました。
園全体としては数日前からの厳しい寒さも影響して、例年よりも2週間ほど開花状況が遅れています。
もうしばらくはロウバイを楽しめそうです。
宝登山山頂ロウバイ園の詳しい情報はこちら→長瀞町観光協会
[記事:kuwahata]
2月15日、秩父市宮側町の武甲酒造株式会社では新酒が出来たことを知らせる伝統的な合図、「杉玉」が店舗軒先に吊るされました。
正式名称は「酒林(さかばやし)」と呼ばれ、良質な酒造りと神のご加護を願う意味が込められています。
酒蔵では毎年新酒ができる季節になると、青い杉の葉を束ね丸く刈り込んで杉玉を作ります。月日が経てば徐々に茶色く変わり、 鮮やかな緑色に蘇ったときが新酒が出来たサインです。
武甲酒造社長 長谷川浩一さんによると、「今年の厳しい寒さで、まろやかでふくらみのある味わいに仕上がりました」と誇らしげでした。
同酒蔵の杉玉はトラック1台分の杉の葉を集めて作られています。直径約75センチ、重さは約40キロにもなり大人ひと抱えもあるほどの大きさには圧倒されます。
かつてはどの蔵元でも蔵人が作りましたが、良質な杉の葉を手に入れにくいことや職人が減ってしまったことで外注制作が多く見受けられます。
しかし同酒蔵では、昔ながらの製法で二十日間ほどで仕上げるそうです。
※取材にあたり、武甲酒造様のご協力をいただきました。
[記事:masaru]