来年の干支「庚子(かのえ・ね)」がお目見え
寶登山神社弐之鳥居前に設置されている高さ2.3メートル・幅3.5メートル大絵馬が来年の干支である「庚子(かのえ・ね)」かけ変わりました。
白いネズミが宝船を引っ張る絵になっています。毎年、縁起が良いと年賀状にしたり、参拝へ訪れた方の撮影スポットにもなっている人気の絵馬です。
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寶登山神社弐之鳥居前に設置されている高さ2.3メートル・幅3.5メートル大絵馬が来年の干支である「庚子(かのえ・ね)」かけ変わりました。
白いネズミが宝船を引っ張る絵になっています。毎年、縁起が良いと年賀状にしたり、参拝へ訪れた方の撮影スポットにもなっている人気の絵馬です。
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長瀞町宝登山山麓にて、第13回長瀞アルプストレイルレースが開催されました。今年は埼玉県内や県外から約500名の老若男女のランナーが参加し、一般コース約16㎞、ジュニア・親子の部約3㎞のコースを走りました。
今年より、ジュニアの部のほか、親子参加もあり、14組の親子チームが参加しました。
例年に比べ比較的暖かい気候の中開催された本大会。10時になるとスタートの合図と主に総勢400名のランナーが一斉にスタートをします。
台風19号の影響で一部コースが変更となりましたが、累積標高差450m、約7割が登りの厳しいコースを今年も走りました。
今年も地元長瀞町内の小学生がボランティアとして参加し、大会運営のお手伝いや選手たちに熱い声援を送りました。
※取材にあたり、長瀞町観光協会様のご理解とご協力を頂きました。
12月8日(日)皆野町文化会館ホールにて、秩父人形サミット2019 in みなの が開催されました。
今年で7回目を迎える秩父人形サミット。横瀬の人形芝居、白久の串人形芝居、出牛浄瑠璃人形が一同に会するとあって、会場は多くの来場者で賑わっていました。
横瀬の人形芝居の人形は70~80㎝程度。首、手、胴輪、衣装(着物)から成り立ちます。着物の背中の切り口から手を入れて操る「突っ込み式」で、一人遣いとなります。
上演前に横瀬人形芝居の人形、舞台についての説明がされました。
国内唯一の廻り舞台が特徴です。場面転換の際に舞台がぐるっと360度回転します。語りは、三味線を伴奏とした説経節(若松派)となります。
日高川入相桜より「清姫怨霊の段」が上演されました。
白久の串人形芝居は、全国でも例を見ない二人遣いが特徴です。
主遣いが人形の支え棒を持ち、首につながる篠竹や引き栓を操作して、首(頭)や目、眉を動かして表情を付けます。手遣いは、竹串を操作して左右の手を操ります。二人の呼吸が要求される人形芝居となります。
白久の串人形は江戸末期に白久の豆早原(ずさばら)地区の人が、宴会で箸に手ぬぐいを巻き付けて人形にして、説経節に合わせて踊ったのが始まりと言われています。
「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」が上演されました。
皆野町金沢出牛(じゅうし)地区は、かつて中山道筋の本庄・児玉方面から秩父へと続く重要な道筋で、かつては出牛宿として栄えました。
出牛の人形芝居は他の人形芝居よりも人形が80~90センチと大きく、三人遣いが特徴です。
主遣いが左手で人形の首を、右手で人形の右手を操ります。左遣いは人形に左手、足遣いは両足を操ります。
一帯を3人で操るため、修練を積まないと人形の動きがばらばらになってしまいます。3人遣いの操作により、より細やかな人形の動きの表現が可能になります。
出牛浄瑠璃は義太夫節で語られます。
明智光秀をモデルとした武智光秀が主人公の絵本太功記 「尼崎の段」が披露されました。
山間の秩父地方で受け継がれてきた人形芝居ですが、現在は上記3か所の人形芝居が伝統を受け継ぎ定期的に上演をしています。
埼玉県内ではもう一か所、三芳町竹間沢の車人形が今も上演可能です。
秩父夜祭も無事終了となりましたが、まだ秩父夜祭の余韻の残る秩父公園(御旅所)で今年で5回目となる秩父流鏑馬が奉納されました。
秩父流鏑馬は秩父神社が創建されてから2100年を祝して2015年から行われています。
秩父神社を13時半に出発した秩父流鏑馬の行列は番場町商店街を抜けて団子坂を登り御旅所へ向かいます。
御旅所へ到着した一行は流鏑馬の前に、扇舞清之儀、馬上武芸を披露します。
いよいよ流鏑馬奉納です。4頭の馬が順番に各3回、この日のためだけに特別に設けられた走路を勢いよく駆け抜けます。
射手は不安定な馬上から的に狙いを定めて矢を放ちます。
見事的中すると、秩父夜祭の桟敷席から見守る観客からは拍手と大歓声が送られました。
なかなか生で見ることのできない伝統ある流鏑馬は来年の小鹿野の春祭りでも奉納をされる予定です。
令和最初の秩父夜祭大祭が12月3日(火)に行われました。
秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭」の一つに数えられるお祭りです。
今年は平日の開催にもかかわらず、21万2,000人(主催者発表)もの多くの人出でにぎわいました。
夜7時半からは恒例の競技花火と観光スターマイン大会が行われ、約6,000発の色鮮やかな花火が秩父の夜空を彩りました。
絢爛豪華な2台の笠鉾と4台の屋台が、中近(なかちか)笠鉾、下郷(したごう)笠鉾、宮地(みやぢ)屋台、上町(かみまち)屋台、中町(なかまち)屋台、本町(もとまち)屋台の順で、お旅所への急な団子坂(だんござか)を引き上げられます。
秩父夜祭が終わると、いよいよ秩父地方に本格的な冬に入ります。
※今回の取材にあたり秩父市役所観光課、秩父観光協会のご理解・ご協力を頂きました。
■12月5日(木)には秩父流鏑馬も奉納されます
日にち:2019年12月5日(木)
場所:御旅所(秩父市役所前)
時間:14:00~15:00頃
皆野町の「いこいの村ヘリテイジ美の山」にて、11月26日(火)より、ジオパーク秩父の展示展が開催されています。
タペストリーや解説パネル、秩父の鉱石など、先月に秩父文化歴史伝承館ホールにて展示されていたものを移動して館内に展示しています。
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館内2階のお風呂へ続く、大展望コーナーに設置しています。
いこいの村ヘリテイジ美の山は、その名の通り、秩父唯一の独立峰「美の山」の中腹にあり、秩父雲海の見える宿としても有名です。
ジオパーク秩父の展示されている展望コーナーからは秩父連山が一望できます。
宿泊のお客様はもちろん、日帰り入浴やお食事の方等、ぜひジオパーク秩父の展示コーナーにお立ち寄りください。
★いこいの村ヘリテイジ美の山公式サイトはこちら
全体のピークは過ぎつつありますが、長瀞町内各所でまだ楽しめます。
紅葉ライトアップは11月24日(日)で終了となりましたが、長瀞紅葉まつり2019は、11月30日(土)まで開催しています。
まだ少し黄緑色の部分はありますが、黄金色に染まり見ごろの状態となりました。今週末は良い状態が楽しめると思われます。
すぐ近くにあるもう一本の姫イチョウも見ごろを迎えています。
<ご注意>
国神の大イチョウの近くには駐車場がありません。お車でお越しの際は近くにある長言寺の駐車場に駐車して見学をしてください。
長言寺 埼玉県秩父郡皆野町大字国神560番地
樹齢700年の国神の大イチョウから東南東に約150メートル。
もう一本の巨木、姫イチョウも見ごろを迎えています。こちらの方が若干色づきが進んでいて、きれいな黄金色に染まっています。
こちらの巨木は知知父姫命(ちちぶひめのみこと)の墓のほとりに植えられたという言い伝えがあります。
月の石もみじ公園の紅葉は今が見ごろの状態となりました。
連日たくさんの人出でにぎわっています。特に紅葉ライトアップは長瀞秋のおすすめスポットです。
夜は冷え込みますので、暖かい服装でお出かけください。
開催日:2019年11月1日(金)~24日(日)
時間:16:00~21:00※1日は点灯式のため17:00~
場所:長瀞町 月の石もみじ公園
入場料:200円(中学生以上)/小学生・幼児・未就学児 無料
★詳しい情報は長瀞町観光協会公式サイトをご覧ください。
寶登山神社紅葉は今が見ごろの状態です。
秩父地方の夜は冷え込みますので暖かい服装でお出かけください。寶登山神社紅葉ライトアップは11月24日(日)まで開催しています。
開催日:2019年11月1日(金)~24日(日)
時間:17:00~21:00
場所:長瀞町 寶登山神社境内
★詳しい情報は長瀞町観光協会公式サイトをご覧ください。