10月27日(日)に、秩父駅から秩父神社周辺にかけて「キャンドルナイトinちちぶ」が開催されました。
同イベントは(社)秩父青年会議所の主催で、約10,000個のキャンドルナイトと銘打ち行われました。取材当日は好天に恵まれ、キャンドルナイトへ向けたくさんのボランティアの方々が準備を行っていました。
今回は「ランバイクチャレンジシリーズinちちぶ」も同日開催され、秩父駅前は早朝からたくさんの親子連れや観光客などで賑わっていました。
※取材にあたり(社)秩父青年会議所のご協力をいただきました。
他にも地元飲食店による飲食ブースの出店や、アーティストによる音楽ステージ、地元高校生によるライブ、柞の杜イルミネーションの点灯など、たくさんのイベントが同時開催され訪れた人を楽しませていました。
10月27日(日)秩父市下寺尾の萩平諏訪神社境内で、第16回萩平歌舞伎公演が行われました。悪天候で開催が危ぶまれましたが台風一過の青空の下、会場は多くの歌舞伎ファンで埋め尽くされました。
萩平舞台は明治初期に地元民が建てた麦わら屋根作りの「農村歌舞伎舞台」で、埼玉県内に確認されている22カ所で唯一、県指定有形民俗文化財に指定されています。
※取材に当たり、萩平歌舞伎実行委員会の皆様のご理解ご協力を頂きました。
秩父歌舞伎正和会による演目「ひらかな盛衰記 源太勘当之場」は、古典の「源平盛衰記(げんぺいせいすいき)」が元になった有名な演目です。舞台は源平合戦で主人公、梶原源太景季(かじわらげんた かげすえ)と遊女の梅が枝(うめがえ)との恋愛模様を中心にしたお話で、役者の演技や歌舞伎独特の言い回しに客席からは大きな拍手と声援があがっていました。
併せて萩平子ども歌舞伎による「青砥稿花紅彩画 稲瀬川勢揃之場」、「吉例曽我対面 工藤館之場」。また幕間に「津軽三味線」や「長唄」、上寺尾お囃子会による「秩父屋台囃子」も披露され、会場を大いに盛り上げていました。
さらに舞台周辺では「第8回萩平さんぽ展」も同時開催されました。
民家の納屋や蔵の前で絵画や写真・陶芸等が展示され、稲刈りが済んだ田んぼの牧歌的な風景の中を散歩しながら、芸術鑑賞を楽しめます。
またお茶席も設けられ抹茶を飲みながら、深まりゆく秋を楽しむ人が見受けられました。
2013年10月26日(土)・27日(日)、秩父市浦山の大日堂で獅子舞が奉納されました。
※取材日:10月26日(土)
※撮影にあたり浦山獅子舞保存会のご協力を頂きました。
台風による雨が心配されましたが、取材日は昼に雨が上がり、午後には晴れ間が射す天候となりました。この日の午後は「祈願ざさら」と呼ばれる祈願の舞が奉納されました。この獅子舞は、大日堂に集まった参拝者の息災を祈願して舞うもので、参拝者が集まるたび境内に威勢のよい舞の声が聞こえてきました。
三峯神社周辺の様子です。
本日は雨の中の撮影となりましたが、雰囲気のある絵が撮れ、それなりに面白いものです。
木によって紅葉具合が全く異なりますが、次第に色が付いてきているのがわかります。
中には、一つの木で緑、黄、赤と信号のような葉をつけたものもありました。
全山紅葉にはまだ時間がかかりそうですが、そろそろ楽しめる雰囲気が出てきました。
雁坂峠 豆焼橋周辺の様子です。
標高1000mを超えると、残念ながらガスの中で視界が利かず、周囲の状況が
確認できません。
それでも峠に上る国道沿いや、出会いの丘の木々では急に色づきが増したのがわかりました。今週末で5分程度、来週末あたりから見ごろとなりそうです。
秩父市大滝 中津峡の様子です。
先週から一気に色づきが増しました。
来週末あたりには紅葉狩りを楽しめるようになりそうです。
なお、山側の斜面では撮影の間も頻繁に落石がありました。車を止める場所には充分注意が必要です。
秩父市大滝 大血川との分岐近く、金蔵(きんぞう)落とし周辺の様子です。
本日の天候は下は曇り、山の上は雨です。
そのせいか色が映えませんが、ようやく紅葉の色付きが始まりました。
台風が過ぎた後の冷え込みに期待しましょう。
10月26日(日)秩父市立荒川中学校体育館で、秩父地域の伝統的な人形芝居、「横瀬の人形芝居」「白久の串人形」「出牛(じゅうし)人形浄瑠璃」が一同に会し、その伝統と技を競う「秩父人形サミット2013inあらかわ」が行われました 。
秩父地域に伝わる人形芝居三座の公演が同時に見られるとあって、あいにくの雨にも関わらず会場は熱心な見学者が多数訪れていました。
※取材にあたり、保存会の方々の多大なるご理解・ご協力をいただきました。
人形の操作方法にはそれぞれ特徴があります。一人遣いの「横瀬の人形芝居」。二人遣いの「白久の串人形」。三人遣いの「出牛人形浄瑠璃」で、説経節と義太夫が語られるのも特徴です。
かつて秩父地域では人形芝居が盛んで、縁日や村祭りで神社の境内あるいは農家の軒先で座敷を開放したりと多くの方に親しまれていました。 しかし、近年の過疎化と高齢化が進むなか、地域文化の振興と伝統文化を守り伝える相互交流の場として、同サミットが開催され今年で三回目を数えます。
なお、各座及び演目は以下の通りです。
・埼玉県指定無形民俗文化財 白久の串人形(秩父市荒川)/赤城の子守歌
・埼玉県指定有形民俗文化財 出牛人形浄瑠璃(秩父郡皆野町)/壺坂観音霊験記
・埼玉県指定無形民俗文化財 横瀬の人形芝居(秩父郡横瀬町)/芦屋道満大内鑑より「葛の葉子別れの段」
10月19日(土)・20日(日)の2日間、秩父ミューズパークで、秩父はんじょう博が行われました。生憎の空模様でしたがたくさんの人が訪れていました。
※取材にあたり、秩父商工会議所様のご協力をいただきました。
※取材日:10月19日(土)
今年で18回目を迎える秩父はんじょう博は、地元の郷土料理・特産品をはじめ、秩父地域の商工業者が多数出店しています。山梨県や寄居町からも多くの出店があり、各ブースとも多くの人出で賑わっていました。
また、積み木タワー作りや射的ブース、フワフワといった趣向を凝らしたイベントや音楽堂ではブラスバンドやフラメンコ、三味線や秩父屋台囃子等が上演され、小さなこどもからお年寄りまで楽しめる2日間でした。
埼玉県秩父市「秩父ミューズパーク」イチョウ並木の様子です。
同園中心部を通るスカイロードの両サイドには、約3キロメートルに渡り約500本のイチョウ並木が立ち並びます。
イチョウ並木は少しづつ色付き始め、すでに葉を黄色く染めているものも見受けられました。10月下旬~11月上旬にかけて見頃を迎えそうです。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、すっかり秋の装いを始めた秩父路に訪れてみてはいかがでしょうか。