各寺院で七草が咲き始めました。
■女郎花(おみなえし) 場所:真性寺(しんしょうじ)
真性寺の女郎花は現在3~4分咲きです。日本では万葉の昔から愛されている花です。
■桔梗(ききょう) 場所:多宝寺(たほうじ)
多宝寺の桔梗は現在、見頃を迎えています。今月中旬まで楽しめそうです。
■萩(はぎ) 場所:洞昌院(とうしょういん)
洞昌院の萩は開花が進み、3分咲きです。今週末から見頃を迎えます。
■藤袴(ふじばかま) 場所:法善寺(ほうぜんじ)
法善寺の藤袴は、3~4分咲きです。古来の藤袴も開花が始まりました。
■葛(くず) 場所:遍照寺(へんじょうじ)
葛(クズ)のトンネルで有名な遍照寺は5分咲きになりました。
■撫子(なでしこ) 場所:不動寺(ふどうじ)
不動寺の撫子は、開花が進み2分咲きの状態です。つぼみからピンク色が頭をのぞかせています。
■尾花(おばな) 場所:道光寺(どうこうじ)
道光寺の尾花は2~3分咲きです。尾花はススキの名で親しまれ、お月見には欠かせない花です。
[記事:yokoyama]
Congratulations!! 全国で15番目のジオパーク認定
平成23年8月の現地審査を経て、9月5日秩父地域が県内初、全国で15番目の日本ジオパークに認定さました。秩父まるごとジオパーク推進協議会の会長(久喜邦康会長=秩父市長)は「秩父のジオパークは『大地の守人(もりびと)を育むジオ学習の聖地(メッカ)』を全体のテーマとして地域の皆さんとともに手を携えて事業を推進しています」とのコメントを発表しました。
そもそもジオパークってなに?

日本ジオパークネットワークによるとジオパークとは、「ジオ(地球)に親しみ、ジオを学ぶ旅、ジオツーリズムを楽しむ場所がジオパーク」とのことです。
また経済産業省「日本のジオパーク」によると「地下の岩石から宇宙まで、数十億年の過去から未来まで、 地球を丸ごと考え、地球を楽しむ場所」と定義しています。
ジオパークは、ユネスコの支援により2004年に設立された世界ジオパークネットワーク(Global Geoparks Network : GGN)により、世界各国で推進されている活動です(同「日本のジオパーク」より)。
ジオパークでは地球の成立過程等を表す美しく貴重な地形・地質を保存・整備し、自然公園として、またガイドなどが案内する仕組みがあるエリアとして、2011年2月現在、日本国内では14の地域が日本ジオパーク委員会によって認定されています。
なんで秩父がジオパークに?
元来秩父エリアは 1878年(明治11年)、地質学者ナウマン博士の調査により「日本地質学発祥の地」といわれ、「長瀞の変成岩」(日本の地質百選)、「小鹿野のようばけ(約 1500万年前の地層)」他、多種多様で貴重な大地の遺産があることがその大
きな理由でしょう。
かの宮沢賢治も盛岡高等農林学校の2年生のとき秩父を訪れ、「虎岩」、「ようばけ」等を実地研修しました。そんな秩父では1市4町(秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町)がこのジオパーク認定エリアに該当し、認定に向けて上記1市4町と関連30団体で、秩父まるごとジオパーク推進協議会を構成し、情報発信や企画・展示、ツアー開催等の活動を行ってきたことも認定の大きな原動力となったことは忘れてはならないでしょう。
秩父がジオパークになると?
「世界遺産」は紀伊山地の霊場と参詣道、石見銀山遺跡とその文化的景観等マスコミに大きく取り上げられることも多く有名です。ジオパークは地質学分野における「世界遺産」のようなものといっていいでしょう。それを考えると「へぇ、凄いねぇ」ってことになるのでは?
また秩父まるごとジオパーク推進協議会では「さらに活動を充実させ、学びの場として小中学校の遠足、大学の研究フィールドなどとしても活用してもらえるよう積極的にアピールしたい」とし、秩父の観光資源として活用し、地域活性化という目論見もあります。
秩父のジオパーク、「ここにいってみたい」
詳しくは「日本地質学発祥の地 秩父まるごとジオパーク計画」に掲載されていますが代表的なものとして以下のものがあります。
親鼻の紅簾石片岩(皆野町 親鼻)
天然記念物。美しい紅色となった紅簾石片岩は世界的にも珍しく貴重な存在。
岩畳(長瀞町 長瀞)
長さ500メートル、幅80メートルにわたる大きな自然岩石。一面に畳を敷き詰めたかのよう。
ようばけ(小鹿野町 長留)
新第三紀層(2,303万年前から258万年前までの時代)の地層が露出していて、高さ約100m、幅約400mにわたる大きさです。
橋立鍾乳洞(秩父市 上影森)
埼玉県・天然記念物。県内唯一の縦穴型(洞内の3分の2以上が縦穴)の観光洞。気軽に楽しめ、遠足等で訪れる小学生も多いとか。
シオパーク関連情報
日本ジオパーク認定記念イベントの開催
- 「空から見た秩父&ジオサイト 50選」の開催
日本ジオパークに認定された多くの皆さまに、魅力的な秩父の大地、地形、地質などを広く紹介するため、航空写真やジオサイト(見どころ)を紹介するパネル展示を行います。
- 9月7日~10月3日 長瀞観光協会2階ギャラリー(長瀞駅前)
- 10月5日~12月28日 秩父市浦山民俗資料館
- ジオウォーキング
① 10月30日(日)「秩父帯と秩父盆地南緑の断層を見る」
※影森駅に 10時に集合。持ち物:弁当、水等、雨具等 参加費 300円
② 11月19日(土)「ちちぶ古代史の里 国神の大地を歩く」
※皆野駅に9時半に集合。持ち物:弁当、水等、雨具等 参加費 500円
- その他にも懸垂幕の設置等が予定されています。
【イベントに関するお問い合わせ先】
- 秩父市役所 産業観光部 観光課
- 電話 0494-25-5209
今回の記事の掲載に当たり、秩父まるごとジオパーク推進協議会事務局様(秩父市産業観光部観光課)のご理解と協力をいただきました。
[記事:アイサーフマスター]
秩父市ミューズパークのサルスベリが見頃を迎えています。この花は、中国原産の落葉樹で、夏を代表する花木のひとつ。名前は幹がつるつるしていて、猿も滑り落ちてしまうという意味に由来します。花色は燃えるような紅、白、紫などがあります。
サルスベリの見頃は7月下旬~9月下旬、次々と花を咲かせ続けます。開花期間が長いので「百日紅(ヒャクジツコウ)」の別名もあります。
長尾根丘陵に広がる秩父ミューズパーク斜面広場は、平坦地に広場とベンチがあり、市街地を一望できる展望休憩ポイントです。広場の中に遊歩道を配置し、赤・白・紫の彩りを添えてくれます。
[記事:masaru]
朝晩、秋の気配が感じられるようになった9月。秩父ミューズパーク内・花の回廊では、ちちぶムラサキランやキバナコスモスが開花し、来園者の目を楽しませています。
癒しの森「花の回廊」は、36,000平方メートルの広大な敷地に、変化に富んだ地形・自然林をそのまま生かし、春と秋の年二回、オープン型の花園として、多くの方が訪れます。
ちちぶムラサキランは、埼玉県寄居町の園芸家村越兼人さんが、ユリ科のヤブランを18年かけて品種改良したもので、ヤブランより背が高く、花の数が多いのが特徴。園内には50,000株が咲き誇り、訪れる人を癒してくれます。
キバナコスモスも開花し、待ちかねたように、赤トンボの飛ぶ姿が印象的でした。
■秩父ミューズパーク 癒しの森 花の回廊 公式サイトはこちら
[記事:masaru]
少しづつ秋の気配が近づいている長瀞では、「秋の七草」が開花を始めました。
■女郎花(おみなえし) 場所:真性寺(しんしょうじ)
小さい鮮黄色の花をたくさんつける、美しい花です。丈は、1メートル前後。この日は、秋空の青と、花の黄色のコントラストがとても鮮やかでした。
■桔梗(ききょう) 場所:多宝寺(たほうじ)
淡い青紫色の花が可憐に咲く花で、多宝寺には紫と白の桔梗が群植されており、いっせいに開花すると見事に寺を彩ります。丈は、0.6~0.8メートル前後。これからが見頃となります。
■萩(はぎ) 場所:洞昌院(とうしょういん)
紅色や白色の小さい花を咲かせます。丈は、1~2メートル。まだ緑色の葉も多く、これからが見頃となります。
■藤袴(ふじばかま) 場所:法善寺(ほうぜんじ)
宿根草で淡紫色の小さな花をたくさん咲かせます。丈は、1.5メートル前後。現在は、つぼみが多く開花はもう少し先になりそうです。
■葛(くず) 場所:遍照寺(へんじょうじ)
つる性の宿根草で、茎は10メートル以上にもなります。藤に似た紫色の花を咲かせるのが特徴です。
■撫子(なでしこ) 場所:不動寺(ふどうじ)
淡いピンクの花を咲かせます。丈は、0.5~1メートル。秋の七草のひとつである撫子が境内に咲くことから、別名「撫子寺」とも言われています。
■尾花(おばな) 場所:道光寺(どうこうじ)
「オバナ」とは「ススキ」のことです。丈は、2~2.5メートル。秋空に黄金色の穂が陽光をうけてゆれる様は、情緒あふれる風景です。
長瀞の「秋の七草」はこれからが見頃となります。同時に、初秋の長瀞を楽しんでみてはいかがでしょうか。
[記事:kuwahata]
8月28日、秩父市三峰の三峯神社において「三峰の獅子舞」が行われました。同社は標高約1,100mの三峰山の山頂付近に鎮座しており、この日は同社の末社でもある諏訪大社の祭行事の中で、「三峰の獅子舞」が奉納されました。
「三峰の獅子舞」の特徴は、庭一面に敷き詰めた畳表の上を、白足袋に袴姿で静かに舞う姿です。とても優雅で女性的です。そのため、「じょなめき」「お座敷ざさら」「御殿ざさら」とも呼ばれています。
早朝から小雨が降りしきる中、奉納の舞は本殿の中で行われました。本殿の神秘的な雰囲気と獅子舞が見事に調和していました。
その後、昼前には天気も回復し、興雲閣の前で行われた奉納の舞では、たくさんの観光客やカメラマンが、見事な舞を楽しんでいました。
※取材に当たり三峯神社様のご理解ご協力を頂き、取材させて頂きました。
[記事:kuwahata]
8月27日(土)秩父鉄道秩父駅前ロータリーにて「あの花 らくがき大会」が開催されました。
このイベントは秩父を舞台設定としたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を記念して、秩父商業青年経営者研究会主催のもと行われました。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=_ndmzosUQZs[/youtube]
昨晩から雨模様で開催もあやぶまれましたが、当日は曇りで涼しく、アスファルトからの照り返しも無く、らくがき大会に快適な天候になりました。
開催時刻前にロータリーに到着すると、路面に縦7.8m×横5.5mの大きさであの花のアニメキャラクター「めんまちゃん」が秩父商業青年経営者研究会のスタッフによって描かれていました。
用意されたチョークは定番の白、ピンクの他、黄、緑、青、紫、茶の7色、計2000本。参加者は好きな色を手に取りらくがきをスタートしました。
一時、霧雨がパラパラっと降りましたが、路面が湿る程度で、アスファルトが濡れて黒板のようになりチョークの色がはっきり見えて霧雨もプラスの効果となりました。
地元の方だけでなく、遠くはなんと大分!?そして千葉や深谷などからもお越しいただきました。
また、あの花に登場するアニメキャラクターの「めんま」・「あなる」のコスプレの方や、あの花のファン(巡礼者)も訪れアニメのキャラを車にラッピングした「痛車」(いたしゃ)も5台程来てイベントを盛り上げてくれました。
「あの花」のイベントだけに、アニメ登場キャラクターのらくがきもたくさんみられました。
女の子が自分のチョークを持つ手が汚れたのをみて、更にチョークを手の平いっぱいに塗り、路面にパンっと手形を押し、満面の笑みでママに得意そうにアピールしていました。
また、参加者のママが、まだお絵かきがうまく描けない幼子の為に絵を描いてあげているのをみていると、マンホールのフタにニョキっと飛び出た頭、そして手と足、短いシッポを描き足しました。
そう、実はこれ、マンホールのフタを甲羅に例えカメに変身させてしまったんです。
お子さんも気に入ってマンホールではなく(笑)カメに乗って上機嫌でした。
みなさんの発想力には大変驚かされました。
最後はみんなで巨大めんまちゃんに色を塗り、路面いっぱいに描いたらくがきを背景に記念撮影をしました。
最後に、放水車で路面に水をかけ、みんなでデッキブラシでゴシゴシときれいにお掃除して終わりました。
子供はもちろんですが、大人も童心にかえる程、楽しいイベントとなりました。
※取材に当たり秩父商業青年経営者研究会様のご理解ご協力を頂き、取材させて頂きました。
[記事:akko]
8月24日(木)ウニクス秩父で「がんばろう日本!キャンドルナイト イン 秩父」が行われました。秩父青年会議所が主催するこのイベントはキャンドル灯火のもと、地球のこと、未来の事を考えるイベントです。
※取材に当たり秩父青年会議所様のご理解ご協力を頂き、取材させて頂きました。
平日の夕方にも関わらず、参加者は約700人を超え、秩父農工科学高校の吹奏楽部によるウィンドオーケストラコンサートや秩父音頭をアレンジしたC-DANCEの披露、
キャンドルへのお絵書きをしたりと、大人から子どもまで楽しめる盛りだくさんの
イベントでした。
使用したキャンドルは3,000個。青年会議所スタッフ60名、高校生のボランティア30名の協力のもと、電気を消してエコな夜になりました。
[記事:yokoyama]
長瀞、秋の観光の見所のひとつ「長瀞七草めぐり」。
訪れる人々の安全を祈願する「七草寺霊場オープン法要」が長瀞町の法善寺にて行われました。
この法要は今年で29回目を迎え、多くの参列者が感謝の思いを込めて読経を行います。
また、法要が行われるお寺は毎年持ち回りで変り、今年は藤袴(フジバカマ)の寺、法善寺で行われました。
[記事:yokoyama]
8/20(土)秩父市で第250回みやのかわナイトバザールが開催されました。宮側町を中心とした1キロメートル程度のエリアに、様々な商店が出店し、訪れた人を楽しませていました。
250回記念ということもあり、当日は浅草からサンバ隊100名がゲストで参加しました。それ以外にも、自動車にアニメなどのデザインを施した「痛車」(いたしゃ)も10台以上集合しました。
また、秩父屋台囃子の演奏や、福引きなど、たくさんの企画で盛り上がっていました。
[記事:kuwahata]