かつての宿場町 贄川宿が、かかしの里に
秩父市荒川贄川の贄川宿は、古くは江戸時代の頃から昭和初期まで、三峯神社参詣や秩父甲州を住環する商人の宿場として栄えました。
また、近年は2014年まで、毎年秋のイベントとして贄川宿縁側展が開催され大変人気を集めていました。
そんな贄川宿ですが、再びかつてのにぎわいを取り戻そうと地元の方たちの力によって、2016年春から「かかしの里」づくりを始めました。
現在では、贄川宿内の街並みの中の至る所に、愛嬌いっぱいのかかしが60体以上設置され、訪れた人たちを楽しませています。
宿場町内の縁側には、かつての縁側展のようにギャラリーになっている場所もあります。
2017年にはかかしサロンもオープン。建物の中にはかかしの他、かかしの里の写真や飾り物が飾られ、かかしの里へ訪れた人たちの憩いの場所として利用されています。
急な坂道を上った御岳山登山口の近くのかかし広場には、数多くのかかしが風情ある景色の中に溶け込んでいます。
ここからの眺望は武甲山や荒川が一望もでき、かつてこの地を訪れたナウマン博士や幸田露伴がスイスの景色を目前にするようだと眺望を絶賛したと云われています。
これからの季節、昔懐かしい景色の数多く残る贄川宿へ、ぜひお出かけください。
埼玉県秩父市荒川・贄川で11月8日(土)、9日(日)の2日間、「贄川宿秋の縁側展」が開催されました。江戸時代の宿場町の名残を残す贄川(にえがわ)宿には、深まる秩父路の秋を満喫しようと、沢山の観光客が訪れました。
※今回の取材にあたり、荒川商工会の方々のご理解・ご協力を頂きました。
※取材日 11月8日(土)
縁側や土間には風景画や写真、伝統工芸等が数多く展示されています。また、地元で収穫された農産物の直売も行われ、訪れた観光客は絵画や俳句を鑑賞し、買い物を楽しみながら宿場の風情をのんびりと楽しんでいる様子でした。
秩父市荒川白久の贄川宿で11月9日(土)、10日(日)の2日間「贄川宿秋の縁側展」が開催されました。
※今回の取材にあたり、荒川商工会の方々のご理解・ご協力を頂きました。
※取材日 11月9日 (土)
贄川宿は江戸時代の頃から、三峯神社参詣の宿場町として栄えていました。当時の名残を残す縁側を使い、秩父をテーマとした絵画や写真・織物の展示や販売が行われています。手作りの展示品も多く、訪れた観光客の方々も自然と笑みがこぼれていました。
秩父市荒川・贄川で11月10日(土)、11日(日)の2日間、「贄川宿秋の縁側展」が開催されました。
取材当日は晴天に恵まれ多くの観光客が贄川宿に訪れ、絵画や工芸品の鑑賞をしたり、手作りの工芸品で遊ぶ子供も見うけられ大変賑わっていました。
特産品の販売もしており試食を楽しみながら宿場での買い物を楽しんでいました。
同日に開催されたサイクルトレインの一向も訪れ食事や鑑賞をしていました。
今回の取材にあたり、荒川商工会の方々のご理解・ご協力を頂きました。
※取材日 11月10日
秩父市荒川・贄川で11月12日(土)、13日(日)の2日間、「贄川宿秋の縁側展」が開催されました。江戸時代の宿場町の名残を残す贄川(にえがわ)宿には、深まる秩父路の秋を満喫しようと、沢山の観光客が訪れました。
今回の取材にあたり、荒川商工会の方々のご理解・ご協力を頂きました。
※取材日 11月13日
1か月ぶりの晴天に恵まれた土日、贄川宿の縁側や土間には、秩父の風景画や写真、伝統工芸等が数多く展示されていました。また、地元で収穫された農産物の直売も行われ、訪れた観光客は絵画や俳句を鑑賞し、買い物を楽しみながら、宿場の風情をのんびりと楽しんでいる様子でした。
また秩父屋台囃子も披露され、普段は閑静な山間に、にぎやかな歓声や笑い声が響いていました。
作品の数々や季節の山野草で彩られた旧宿場で、芸術の秋・懐かしい郷愁を体感できる一日となりました。