12月2日(土)・3日(日)、秩父神社の例大祭「秩父夜祭」が行われました。
今年の本祭は日曜日という事もあって約30万4,000人(主催者発表)の観光客で賑わいました。
あたりが暗くなった午後6時頃、御神幸行列と提灯で飾られた絢爛豪華な4基の屋台・2基の笠鉾が秩父神社を出発し、秩父公園にある御旅所を目指します。
午後7時30分からは花火大会が行われ、約6,500発の花火が冬の秩父の夜空を彩りました。
花火大会で盛り上がる午後8時過ぎ、御旅所に屋台と笠鉾が到着します。「ホーリャイ、ホーリャイ」の威勢の良い掛け声とともに、重さ10数トンの屋台、笠鉾が御旅所前の傾斜角約25度の急勾配、団子坂を一気に曳き上げられると桟敷席からは大歓声が上がっていました。
今年はユネスコ無形文化遺産に登録後、一回目の秩父夜祭となりました。秩父夜祭が終わるといよいよ師走。秩父地方は慌ただしい中、冬支度に入ります。
※今回の取材にあたり秩父市役所観光課、秩父観光協会のご理解・ご協力を頂きました。