埼玉県長瀞町岩畳のフジ(藤)の様子です。
約500mに渡り岩石が露出しており、畳を一面に敷きつめたように見えるので「岩畳」と呼ばれ、国指定名勝および天然記念物に指定されています。岩石の大半は石墨片岩という結晶片岩で、地質学的にも大変貴重とされています。
現在「岩畳」には約400株、約3,000本のフジが群生しています。藤はマメ科のつる植物で、昔大阪の野田が藤の名所だったことから「ノダフジ」とも呼ばれています。
今年は例年よりも開花が早く、現在咲きはじめで蕾も多く見られますがゴールデンウィークにかけて見頃を迎えます。