長瀞町岩畳のフジ(藤)の様子です。
国指定名勝及び天然記念物の「岩畳」は、秩父山麓から流れでる水が荒川となり、永い年月をかけて長瀞の結晶片岩地帯を侵食することによって作られました。
「岩畳」には約400株、約3,000本のフジが群生しています。
藤はマメ科のつる植物で、昔、大阪の野田が藤の名所だったことから「ノダフジ」とも呼ばれています。岩畳では侵食された岩の隙間から鮮やかな紫色の花を咲かせています。
今年は例年よりも10日程開花が早く、現在咲きはじめで蕾も多く見られました。これからゴールデンウィークにかけて見頃を迎えます。
長瀞町の観光情報はこちら→長瀞町観光協会