10月11日(日)秩父市下吉田・椋神社で龍勢まつり(椋神社例大祭)が行われました。
朝8:40から夕方4:45まで、ほぼ15分おきに打ち上げられた計30本の龍勢は椋神社に奉納されました。
今年は秩父が舞台のアニメーション「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の効果で今年は例年より約2万人多い、11万人の人出でした。
龍勢まつりでは、伝統を受け継ぐ27流派により、独自の工夫を凝らした龍勢が打ち上げられます。別名、「農民ロケット」とも呼ばれ口径10cmほどの火薬筒を長さ15m余りの青竹にしばりつけたもので、これを櫓にかけて点火すると300mも上空に舞い上がる様が昇天する龍の姿に似ていることから、その名が生まれたといわれています。
東西、東西・・・で始まる口上の後、流派や奉納者が紹介されます。
龍勢煙火は、口径10cmほどの火薬筒を長さ15m余りの青竹にしばりつけたもので、これを櫓にかけて点火するとロケットのごとく噴進式によって300mも上空に舞い上がります。30本中26本は見事に打ち上がり、県内外から集まった大勢の見物人から歓声と拍手が湧きあがっていました。
取材にあたり龍勢保存会、秩父市役所吉田総合支所、貴布祢神社神楽保存会の方々のご理解・ご協力をいただきました。