全国的にも有名となった秩父の奇祭
秩父市下久那地区で近年メディア等でも取り上げられ、奇祭として有名となったジャランポン祭りが行われました。
ジャランポン祭りは別名葬式祭りとも呼ばれ、死人に見立てた生き仏を棺桶にいれて、でたらめな念仏を唱えながら無病息災を祈る世にも珍しいお祭りです。
お酒を飲んで赤ら顔の方丈や唐獅子模様の風呂敷を纏った楽隊の賑やかな音に笑い声の絶えないお祭りです。
公会堂での行事が終わると最後は中身が空の棺桶を神社まで運び、そこで再び死人が棺桶に入ります。
赤ら顔の方丈の挨拶が一通り終わると最後に元気に死人がよみがえり、万歳三唱で祭りはお開きとなりました。
今年が平成最後のジャランポン祭りとなりましたが、来年も再び新しい生き仏を迎えて、世にも珍しい春の行事が行われます。