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WebGuide秩父は秩父のポータルサイトとして秩父のさまざまな情報を発信しています

取材日 : 2015年10月12日

龍勢まつり(秩父市下吉田)

10月11日(日)秩父市吉田の椋神社で、同社の例大祭「龍勢まつり」が行われました。

龍勢は別名「農民ロケット」と呼ばれ、多量の火薬を詰めた松材の筒を、矢柄と呼ばれる竹にくくりつけ上空へ打ち上げる煙火で、五穀豊穣・天下泰平への願いが込められています。

龍勢の製造は職人や地元の人によって行われ、火薬製造の資格を持つ27の流派が、手作りで龍勢を作り上げます。関係者はこの日のために1年かけて準備をします。

当日は小雨がぱらつく生憎の天候でしたが、打ち上げ会場周辺は、たくさんの観光客や地元の人で賑わっていました。

また、秩父を舞台としたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で龍勢をモチーフにしたシーンが放送されたことが影響して、たくさんのアニメファンが訪れていました。

 

秩父地域では年末にかけて祭りやイベントなどが数多く行われます。秋の深まりをみせる秩父路に訪れてみてはいかがでしょうか。

取材日 : 2013年3月4日

椋神社御田植祭(秩父市)

 秩父市上蒔田・椋神社で「椋神社御田植祭」が行われました。秩父路に春を告げる神事として、穏やかな陽気のもと地元の参拝者はもとより、県内外から訪れた200人近くの見物者やカメラマンで賑わいました。
※取材にあたり、椋神社御田植祭保存会様のご協力をいただきました。

 毎年3月3日に椋神社の例大祭として催される「椋神社御田植祭」は、埼玉県指定無形民俗文化財に指定されている伝統的な行事で、今年の稲作の豊穣が祈願されます。
 神社境内を神田に見立て、氏子12人が田植の順序通りに手には鍬を模した竹製の農具をもって奉納されます。

 「御代の永田に手に手をそろえて、いそげや早苗手に手をそろえて」の田植唄を歌いながら、氏子たちが演じる所作は和やかで、多くの古風な習俗を伝承している貴重な民俗資料です。
 2頭のご神馬が登場し神田内を走り回る「代かき」が行われると、祭りはいよいよ最高潮。馬の鼻取り役2名の見事な手綱さばきと、迫力ある馬の走りに見物者からは歓声と惜しみない拍手が送られていました。