本日、長瀞の寶登山神社にて、節分追儺祭が行われました。当日は晴天に恵まれ、大勢の人が集まり賑やかな催しになりました。
寶登山神社は秩父神社・三峯神社とともに秩父三社の一社であり、創立は西暦110年で、1900年以上の歴史ある神社です。
祭典では神楽殿で迫力ある舞、本殿ではしめやかに儀式が行われていました。
蟇目(ひきめ)神事では、神社本殿の前で神職が東西南北、中央に向けて矢を射り、邪気をはらい福を呼ぶと言われています。矢を授かった人はその年の縁起が良いと言われています。
豆まきでは年男・年女が裃姿で豆まきをします。豆だけでなく、みかんや餅なども撒かれ参加者は勢いよく飛んで来るものを夢中でキャッチしていました。
「鬼は外、福は内、鬼は外!」と大きな声を響かせながら、社頭でまかれる福豆には『大当たり』もあり、大当たりを手にした方はとても喜んでいました。
本殿隣りの神楽殿では神楽が奉納されていました。
宝登山ロウバイ園も見頃を迎え、例年に比べると比較的暖かい陽気の中、賑やかに節分祭が行われました。