5月4日、秩父市上吉田・塚越の花まつりが塚越地区にて行われました。
塚越の花まつりは、お釈迦様の誕生を祝う祭りで、1786年から続いているといわれる歴史ある祭りです。
平成2年には、埼玉県指定無形民俗文化財に指定されました。
花々で飾られたお釈迦様を安置する花御堂を手に、4月下旬から集めた春の花を参道に撒きながら、子ども達を先頭にした行列が熊野神社の鳥居前から、米山薬師堂までの約300mの参道を30分程度かけて登ります。
当日は早朝まで激しい雨が降り天候が大変心配されましたが、朝7時の祭りの合図の花火が打ち上げられる頃には青空も見え、すがすがしい天気の中、祭が行われました。
取材にあたり、米山薬師堂観光協会、秩父市観光課の協力をいただきました。