7月23日(日)、秩父市荒川白久猪鼻地区の熊野神社境内にて、ふんどし姿の男衆が甘酒を掛け合う秩父の奇祭として知られる「猪鼻の甘酒まつり」が行われました。
当日は朝から雨が降ったり止んだりとと天候が心配されましたが、祭事の際は雨もなく、多くのカメラマンや見物客で祭りは賑わいました。
甘酒まつりは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が大猪を退治した際に村人が濁酒を差し上げたことに由来するといわれ、その後天保八年に疱瘡が流行った際、厄病流しとして祭事が始まったと伝えられています。
ふんどし姿の氏子たちが甘酒や水を掛け合いながら無病息災を願うお祭りです。