秩父市荒川白久猪鼻・熊野神社境内にて「猪鼻の甘酒まつり」が行われました。
熊野神社祭礼の付け祭りとして行われるこの祭りは、ふんどし姿の男衆が甘酒を掛け合い、無病息災を祈願するお祭りです。
当日はたくさんのカメラマンや見物客が訪れ、全国でも珍しい奇祭を楽しみました。
甘酒まつりは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が大猪を退治した際に村人が濁酒を差し上げたことに由来するといわれ、その後天保八年に疱瘡が流行った際、厄病流しとして祭事が始まったと伝えられています。
ふんどし姿の氏子たちが甘酒や水を掛け合いながら、無病息災を願いしました。