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萩平歌舞伎(秩父市)


10月26日(日)に秩父市寺尾で「萩平歌舞伎」が上演されました。

今年で17回目を迎える同公演は、地元の萩平子ども歌舞伎や、秩父歌舞伎正和会が中心となって行われています。

萩平舞台は明治初期に地元民が建てた麦わら屋根作りの「農村歌舞伎舞台」で、埼玉県内にある農村歌舞伎舞台22カ所で唯一、県指定有形民俗文化財に指定されています。

秩父歌舞伎正和会による演目「一谷嫩軍記」(いちのたにふたばぐんき)は、熊谷次郎直実の物語としても有名で、軽妙な立ち回りや独特の言い回しに観客席からは拍手が上がっていました。

 併せて、萩平子ども歌舞伎による「吉例曽我対面 工藤館之場」(きちれいそがたいめん くどうやかたのば)も上演されました。さらに幕間には、「津軽三味線」や「長唄」、上寺尾お囃子会による「秩父屋台囃子」、黒谷獅子舞保存会による「黒谷の獅子舞」も披露され、会場を大いに盛り上げていました。

さらに舞台周辺では「第9回萩平さんぽ展」も同時開催されました。

 民家の納屋や蔵の前で絵画や写真・陶芸等が展示され、稲刈りが済んだ田んぼの牧歌的な風景の中を散歩しながら、芸術鑑賞を楽しめます。
 またお茶席も設けられ抹茶を飲みながら、深まりゆく秋を楽しむ人が見受けられました。

※取材に当たり、萩平歌舞伎実行委員会の皆様のご理解ご協力を頂きました。