秩父市荒川白久地区で「白久の串人形芝居」が開催されました。
毎年4月の第3日曜日に開催されている同芝居は、たくさんの観光客やカメラマンが訪れます。
同芝居は、幕末の頃、土地の人々が卵の殻に人形を描いて人形を作ったのがその起源といわれています。
義太夫の語りに合わせ一体の人形を二人で操り、人形の操作に竹串を使うなど、全国的にも珍しく、昭和48年11月5日に国選択無形民俗文化財、昭和52年3月29日に埼玉県無形民俗文化財に指定されました。
同芝居に使われている人形は体長60cm程のもので、主使いと手使いの二人で一体の人形を操作し喜怒哀楽を表現します。その繊細な技が串人形芝居の醍醐味と言われています。
この日もたくさんの観光客や地元の人が訪れ芝居を楽しんでいました。