10月7日(日)・8日(祝)、中近・下郷笠鉾が特別曳行され、13万人を超える見物客は10数年ぶりの雄姿を堪能しました。
※取材に際し、下郷笠鉾保存会・中近笠鉾関係者のご協力をいただきました。
秩父祭で曳行される6台の笠鉾・屋台が、国の重要有形民俗文化財に指定され今年で50周年を迎えます。それを記念し秩父祭の2基の笠鉾が花笠を付けて曳行され、例年12月の秩父祭では見ることのできない笠鉾本来の姿で、しかも2基揃っての曳行は初めてのことです。
7日は早朝から降り続いた雨の影響で、2時間程度出発が遅れましたが、午後からは雨も上がり絶好の祭日和となりました。
祭当日、秩父神社で結婚式を挙げるカップルが、下郷笠鉾と一緒に記念撮影する場面や、飾り置きされた宮側町屋台と下郷笠鉾とのツーショットも見られ、お祝いムードに花を添えました。