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第13回萩平歌舞伎公演(秩父市寺尾)


10月24日(日)秩父市下寺尾の萩平諏訪神社境内で、第13回萩平歌舞伎舞台公演が行われました。埼玉県指定有形民俗文化財に選ばれている萩平歌舞伎舞台は、明治期に建てられた築130年余りの建物です。昔ながらの、むいっから屋根(麦わら屋根)作りの建物を舞台に公演が行われます。

今回の取材にあたり、秩父正和会のご協力を頂きました。
※写真をクリックすると大きなサイズでご覧になれます。

萩平子ども歌舞伎による、「青砥稿花紅彩画 稲瀬川勢揃之場」は白浪(盗賊)5人男が、稲瀬川の川橋で、捕り手に囲まれながらも大胆な所を見せるお馴染みの演目となっており、地元の小・中学生の迫真の演技に客席からは温かい拍手と声援が送られていました。

午後からは秩父歌舞伎正和会による、「青砥稿花紅彩画 浜松屋見世先之場」は鎌倉雪の下の「浜松屋」を舞台に繰り広げられる演目で、弁天小僧が美しい娘から盗人の本性を見せる一番の見所では、役者の迫真の演技や迫力のある台詞に、客席からは大きな拍手と声援があがっていました。

また、舞台周辺では「第5回萩平さんぽ展」も同時に開催され、農家の納屋に秩父地域在住の画家や写真愛好家などの人々が作品を持ち寄り展示されていました。茶席も設けられており、足を止めて作品に見入る人や茶席で休憩している人の姿も見られました。