2015年4月19日、埼玉県秩父市荒川白久地区で「白久の串人形芝居」が開催されました。毎年4月の第3日曜日に開催され、たくさんの観光客やカメラマンが訪れます。
幕末の頃、土地の人々が卵の殻に人形を描いて人形を作ったのがその起源といわれています。
※取材にあたり白久串人形保存会様のご理解とご協力をいただきました。
義太夫の語りに合わせ一体の人形を二人で操り、人形の操作に竹串を使うなど、全国的にも珍しく、昭和48年11月5日に国選択無形民俗文化財、昭和52年3月29日に埼玉県無形民俗文化財に指定されました。
取材日は突然のにわか雨のため、準備されていた演目一部のみの上演となりましたが、人形師の真剣な演技に惜しみない拍手が送られていました。