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宮地屋台の組立て


 11月24日 (日)秩父市中宮地町、愛宕神社境内の屋台収蔵庫前で、宮地屋台の組立てが行われました。
 取材日は、12月2日・3日に行われる秩父神社例大祭「秩父夜祭」で曳き回される屋台・笠鉾の組み立てが各町会で行われ、市内のあちこちから太鼓の練習をする音が鳴り響き、祭り関係者は準備に忙しい日々を送ります。
 ※取材にあたり、宮地屋台保存会様のご協力をいただきました。
 
 
 小春日和の中、屋台収蔵庫から車輪・柱・彫刻などを手際よく運び出し各部を点検。車軸に車輪をはめる作業から組立ては始まります。柱を組み込み、彫り物や装飾を麻紐・麻縄を使い、釘などは一切使用せずに組み立てられます。
 屋台が完成すると拍子木(ひょうしぎ)の合図で、囃し手(はやして)は「ホーリャイ、ホーリャイ」の威勢のいい声を張り上げ本番さながらの練習を行い、祭り本番に備えました。
 

 

 また愛宕神社からほど近い「妙見塚」では、妙見の旗上げも地元青年部により行われました。

 伝承によれば宮地地内に祀られていた妙見様が秩父神社に合祀される時、約10年間この塚に留まり、その後秩父神社へ遷移したと云われています。
 12月3日秩父神社の祭礼当日には「奉献妙見宮」と書かれた一対の幟旗を立て、宮地屋台関係者は、この妙見塚を参詣した後に屋台を曳き出します。