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里宮の神楽(横瀬町)


10月1日(月)、横瀬町の武甲山御嶽神社で里宮の神楽が奉納されました。

同神楽は毎年2回、4月15日の祈年祭と10月1日の例大祭として行われる町指定無形民俗文化財で、文禄5年(1596)鉢形守城日下部丹波守が、古例にならい武運長久・百穀豊饒(ひゃっこくほうじょう)を祈り奉奏したのが起源とされています。
その後一時中断されていましたが、文政元年(1818)に武甲山の神徳をたたえ神楽の隆盛を願って、神楽講中を勧進して復興したものです。

里宮の神楽の大きな特徴は、大太鼓・小太鼓・笛の囃子方が楽屋内より舞を見ながら奏する「隠れ囃子」であることです。

現在舞われている座名は、「翁渡し」「御姫舞」「剱鍛」「天狗舞」「神招き」「大多福」「岩戸開き」「稲作り」「大黒舞」「魚漁り」「隠箕隠笠」「変面想」「大蛇退治」「終修祓」の14座となっています。

また、曲目「大黒舞」では、三宝に載せた供物(くもつ)を舞台から見物客に振舞うため、多くの子供たちも訪れます。

爽やかな秋晴れとなったこの日も、たくさんの見物客や子供たちで賑わっていました。