長瀞の岩畳で8月15日、長瀞船玉まつりが行われました。
このまつりは船頭が水神様を祀り、水上安全と水難供養を行ったのが起源であるといわれ、100年以上続く夏の秩父路を代表する伝統的なまつりです。
※取材にあたり、長瀞町観光協会様のご協力をいただきました。
18時から寶登山神社の神官による祭典が行われ、水上安全と水難供養を祈願しました。雪洞で飾られた万灯船が瀞場を行きかい、化粧をした囃子手がまつりを盛り上げます。約1,200個の灯籠流しが行われ、灯籠のろうそくの光が川面を照らし、とても幻想的な光景でした。
19時30分頃に始まった花火大会はスターマイン・尺玉・仕掛け火など、3,500発の大迫力に観客からは大きな歓声が上がりました。大ナイアガラ・水中金魚花火をはじめ、他では見られない長瀞ならではの演出と、狭あいな渓谷に展開される「光と音の劇場空間」に6万人を超える来場者は酔いしれていました。