プライバシーポリシー | 利用規約 | お問合せ
  • 文字サイズ 
  • 標準 
  •  
  •  |

WebGuide秩父は秩父のポータルサイトとして秩父のさまざまな情報を発信しています

白久の串人形芝居(秩父市)


 

 秩父市荒川白久地区の豆早原(ずさばら)公会堂で、「白久の串人形芝居」が行われました。
 昨年は東日本大震災の影響で中止でしたが、2年振りの公演に関係者一同感慨深げでした。

 同芝居は幕末の頃、地元の人々が卵の殻に顔を描いて人形を作ったのがその起源といわれます。義太夫の語りに合わせ、一体の人形を二人で操り、人形の手の操作に竹串を使い全国的にも珍しく、昭和48年11月5日に国選択無形民俗文化財、昭和52年3月29日に埼玉県無形民俗文化財に指定されました。

 同芝居に使われている人形は約体長60cmで、首・眉・目などを動かして人形の喜怒哀楽を表現します。さらに、「主遣い」と、主遣いの後ろで振りに合わせて手さばきする「手遣い」の息の合った操作で、あたかも人形に命が宿ったような生き生きとした表情が特徴です。