プライバシーポリシー | 利用規約 | お問合せ
  • 文字サイズ 
  • 標準 
  •  
  •  |

WebGuide秩父は秩父のポータルサイトとして秩父のさまざまな情報を発信しています

龍勢祭(秩父市下吉田)


ryusei10月10日(日)秩父市下吉田・椋神社で恒例の龍勢祭(椋神社例大祭)が行われました。
好天に恵まれ朝9時から始まり夕方5時頃まで、15分おきに打ち上げられた計30本の龍勢は椋神社に奉納されました。

取材にあたり龍勢保存会、秩父市役所吉田総合支所、貴布祢神社神楽保存会の方々のご理解・ご協力をいただきました。
※以下の写真はクリックすると大きなサイズでご覧になれます。

前日の雨の影響が心配されましたが、雲の隙間から晴れ間が覗く秋の爽やかな陽気の下、行われた龍勢祭では、秩父各地にある27流派による独自の工夫を凝らした龍勢が次々に打ち上げられました。

別名、「農民ロケット」とも呼ばれる「龍勢」は口径10cmほどの火薬筒を長さ15m余りの青竹にしばりつけたもので、これを櫓にかけて点火すると300mも上空に舞い上がる様が昇天する龍の姿に似ていることから、その名が生まれたといわれています。

今年は地元の吉田中学校の生徒が「東西、東西・・・」の口上に挑戦し、拍手や声援を浴びていました。中には舞い上がらない龍勢もありましたが、上空高く舞い上がり、色とりどりの落下傘が開くと、打ち上げた流派からは喜びの声があがり、大勢の見物人からも歓声と拍手が湧きあがっていました。