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| 和銅会報 第19号 平成11年3月5日発行 |
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故(ふる)きを温(たず)ねて−和銅露天掘り跡− |
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奈良飛鳥池から「富本銭」が出土したという発表以来、稍、黒谷に異変が起きている。寒気の厳しい中にもかかわらず和銅遺跡の見学に訪れる人が例年になく多い。あらためて「和銅改元」や「和同開珎発行」等、歴史にゆかりのある「黒谷」を再確認したいという歴史探訪の意欲をかきたてられたというのであろう。さらに、地元近辺でも、歴史の勉強で習ったことはあるが、直接目にしたことはないという人々が意外に沢山いたらしい。そんな方々のことも考えて、秩父市和銅保勝会は、緊急特集「富本銭と和同開珎」(和銅会報第18号)を発行したところ、かなりの関心を寄せていただき、ありがたく思っているところである。「どの貨幣が先か後か」、「通貨としての役割」などは今後の解明に俟つよりないが、それだけに、日本史の中の「和銅」と、その産出地・献上の地とされる「黒谷」の現状と歴史的経緯を正しく知ることが一層大切になってきたと言える。 そんな意味あいもあって、露天掘り跡整備の始まった頃の苦労談を地元古老の大浜氏に、又、現状を文学的表現を通して感じていただけたらと、俳句結社「天為」の方々の作品を発表していただいた次第である。(今号は、既に編集済みでしたが、富本銭出土に伴う速報発行上の都合から大変遅くなりましたこと、資料提供の方々に対し深くお詫び申し上げます。) |
「和銅」を謳(うた)う |
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9月20日、まさに秋晴れの好天の下、俳句結社「天為」の秩父句会−9月例会・和銅山、聖神社吟行−が行なわれました。小西玲香氏を先導に1行13名を黒谷駅に迎え、聖神社に案内し、宝物拝観の上、和銅遺跡の概略を申し上げ、吟行に移っていただきました。翌日に、早速お送りいただいたのが、次に掲げる作品です。あらためて遺跡周辺のたたずまいが目に浮かぶ秀作です。「天為」は、現文部大臣有馬朗人氏が主宰する1300人を擁する俳句結社です。
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