秩父の登山・ハイキングガイド
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甲武信岳に登る最も容易なコース。源流が美しい。
毛木平〜千曲川源流〜甲武信岳〜十文字峠

シャクナゲ 所要時間:4時間(一日目)5時間(二日目)
難易度:★★
 日本最長の川信濃川(千曲川)の源流がここ甲武信岳のふもとにあります。新潟県生まれの私としては感慨深いものがあります。
 源流までは整備されたコースで、甲武信岳登山コースとしても最も楽なコースでしょう。甲武信小屋は5月連休、6月上旬のしゃくなげ時期、10月〜11月の紅葉時期が非常に混雑します。(1998〜2000年歩く)



 この道は案内板も整備され安心して歩けます。源流までは日帰りのハイキングを楽しむ方も多くいます。
ただし沢沿いの道なので、たとえ天気がよくても台風や大雨の直後は避けたほうがよいと思われます。また雪が多く、凍結していますので、4月中旬の小屋開けが終わるまでは歩けないような状態の時もあります。
 高巻きになったり、沢に沿ったりと、ゆるやかな登りが延々と続きます。

 途中で美しいナメ滝があり、休憩に適当な場所が少ないこのルート上ではお勧めできる場所です。(ただし増水時は注意してください)
 流れも少なくなってくると何度か木橋を渡り返します。
 千曲川源流の標柱。このすぐ下で水が湧きだしていました。
  気がつかないうちに標高は増していますが、いよいよここから稜線へ樹林帯の急な登りとなり、奥秩父縦走路に出ると更に山頂へのガレ場を急登します。
 木賊山頂直下のガレ場からの甲武信岳。もっとも形のよい角度です。左に繋がるの稜線が国師への縦走路。
 甲武信小屋は通称徳さん(大滝村の山中徳治さん)が管理しています。夕食後には山のビデオを見せてくれます。現在は100インチのスクリーンで山のスライドが上映されています。(冬季は正月を除き無人の避難小屋としてのみ利用可)
ヤナギランが美しい夏の甲武信小屋
 小屋から15分ほど下ったところにある荒川の源流点。早く到着したらぜひ行ってみましょう。
 山頂直下の急坂を下ると、あとは長い長い下りの道です。
 登り返したところが三宝山で埼玉県最高峰(2483m)で一等三角点があります。展望を求めるなら手前に左側に入る踏み跡があり、その先が三宝岩という巨岩になっています。その上に登ると甲武信岳頂上に負けず劣らずの絶景です。
 長い飽きるほどの下りが続きます。尻岩という名称のついた岩を過ぎると久しぶりの登りとなり武信白岩山のピークを巻きます。(気がつかないうちに通りすぎてしまいます)
 はしごがある次の岩場を登るとまた360度の素晴らしい展望です。ここからは秩父市や武甲山も見通せます。
 次の切り立った岩場は西側を巻いていますが、ここからピークによじ登るルートは危険ということでロープが張られてしまいました。
 次の大ピークである大山山頂。
ここもまた見事な景色です。八ケ岳が目の前に見えます。
 大山からの下りはやや長いの鎖場があり、足場も悪いので慎重に行きましょう。もっとも、このルートで気をつかう場所はここくらいです。ずんずん下っていくと、原生林が一体に広がり、シャクナゲの木が目立つようになります。白泰尾根(大滝村方面)への道を分けると、十文字小屋に着きます。
 シャクナゲの時期以外は静かです。あとは整備された道で原生林の中を毛木平に下ります。

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