霧藻ヶ峰まではハイキングコースです。霧藻ヶ峰を過ぎると一度お清平に向かって下り、いよいよ本格的な登山道となります。ここの標高差200m余りの急な登りはかなり辛いところです。途中見返り地蔵まで来ると少し緩やかになるものの、その先でまたひと登りあり、体力を消耗します。バテてしまい白岩小屋にお世話になったという話もしばしば聞きます。
このあたりから原生林が見事な景色を作り出します。倒木と苔、コメツガ・シラビソの林、奥秩父の醍醐味です。
前白岩の肩に達するとようやく登りも一段落つき、更にわずかで前白岩山のピーク(1776m)です。この前白岩から白岩あたりが大休止するのにちょうどいい地点です。 |
白岩小屋の近くには水場がありますので、足りなくなった人は補給しましょう。
距離は短いですが、やや急な登りで白岩山山頂です。山自体はその名のとおりごつごつした岩が目立ちますが、山頂はなだらかな頂で、やや広くなっています。1921m。 |
白岩小屋から山頂にかけて野性の鹿が生息しています。とはいいつつ、登山者からエサをもらうようになっているので野性とはいい難いのかもしれません。なれなれしいのに警戒心の強いに、といろいろいます。この鹿は私のカメラを食べようとしました(^^)
もうきつい登りはなく、なだらかに下って芋の木ドッケの分岐で、この先尾根道沿いと巻き道の2通りの選択がありますが、普通は巻き道を選ぶようです。 |
階段状の急な下りがあり、右側が谷に向かって落ち込んでいるので、ちょっと神経を使うところです。(特に冬期間はアイゼン必須です)長沢背稜の分岐を2回過ぎるとほぼフラットな道になり、ここはもう東京都です。下りきったところが大ダワです。
ここには日原からの道が上がってきており、山荘へも巻き道と雲取ヒュッテを経由する男坂とに別れます。
目の前に雲取山荘が見えてきました。
今や有名人となった新井信太郎さんの経営する、多くの登山者に愛されている山小屋です。近年全面的に立て替えられログハウス調の内外装となりました。部屋も少人数部屋が中心となり家族連れやグループにはうれしい限りですね。 |
雲取山山頂へは原生林の間を縫って200m弱の標高差の登りですが、意外にきついです。東京都最高峰というのはよく知られていますが、埼玉、山梨との県境でもあります。
標高2017m。天気さえよければ最高の展望が得られる山です。
この日は見えませんでしたが、富士山をバックしたこの看板は雲取山の定番の絵です。向こうに見えるのは奥秩父縦走路である飛竜山、笠取山方面。 |