中津川から八丁峠に向かい、小倉沢を渡った日窒鉱山の社宅脇から登り始めます。『群馬県上野村に至る』と書かれている石標を目印に峠の鞍部へと向かいます。
巨大な岩壁は赤岩岳。その左の鞍部が赤岩峠です。
しばらくは伐採跡のため景色はよいのですが、さえぎるものが全くなく汗が吹き出てきます。 |
ジグザグの登りとなり傾斜の緩やかな樹林帯に入り、一息つきます。
高度感が増してくるとはるか下に出発点の社宅が見えています。
再び折れ曲がったガラ場の登りで赤岩峠です。冬は上州からの北風にさらされることでしょう。かつて鉱山が最盛期だった頃は、上野村との間を生活物資が運ばれていた道です。 |
峠には小さな祠が建ちます。ここも多くの峠と同様風の通り道となっています。
赤岩岳へは右手に明確な道がありますが、左へのルートは不鮮明です。それでも歩き出すとすぐに道型がはっきりして、木々につかまりながら県境稜線上を進みます。二つ目のピークの手前に巻き道があると聞いてきたので すが見つかりません。(帰りは道なりに進むと巻き道に入るので間違うことはないでしょう)その小ピークに登り右に90度曲がりますが、ここの下りはヤブでほとんど道がない状態・・・。テープが巻かれている枝を探しながら下ります。 |
小ピークからの下りは強烈なヤブ。夏には歩きたくない道です。
小鞍部に下ると道は広く明確になります。ようやく紅葉を楽しむ余裕がでてきます。
岩場に突き当たるといよいよ大ナゲシピークへの登りです。しかし最初が最も困難で危険な岩場です。岩をよじ登ると左側が小さいテラスになっていますが、潅木のためにザックを背負って通 れる隙間がありません。やむを 得ず、幹につかまって恐る恐る絶壁に身を乗りだし、すり抜けます。 |
樹林帯を抜けるともう一つの岩場が迫ってきます。滑らないように慎重に3点確保で登ります。ここは右手からのほうがいくぶん楽で、手がかり、足がかりもそこそこあります。 |
はい上がった山頂は南と東に大展望が広がります。県境稜線上の低山が長く続き、その奥には奥秩父連山が一望です。両神山方向には赤岩尾根と八丁尾根には尖った峰々がそびえています。我が物だけの展望をおかずに昼食をとり、ゆっくり昼寝ができるというのも静かな山の楽しみです。 |