出発は札所一番からです。旅篭風民宿の脇を抜け、高台から平地に抜けたところで川に沿って右折します(直進しないように要注意)。まもなく県道が右側から橋を渡って合流し、ここが定峰バス停終点地点です。
県道に入ってすぐ左上に分岐する細い舗装路(旧道)がありますので、そちらに入ります。ここも標識がなく道傍らの石標が目印になります。 |
結構急なつづら折りを登ると定峰神社が左手上に現れ、ようやく少し勾配が楽になります。
民家の庭先には花に囲まれた石仏がハイカーを迎えてくれます。ちょっと一息つけるところです。
時計と道標という珍しい取り合わせです。 |
やがて山道に入り、車道をショートカットします。道路を横断し更に植林帯へとそのまま入っていきます。
旧定峰峠へはひと登りです。峠は切り通しとなっていて外秩父の尾根(縦走路)が交差しています。 |
旧定峰峠は植林に囲まれた薄暗い一角ですが、井口一幸著の『秩父歴史散歩II』によると昭和30年代は自然林、50年代は植林前で秩父側の展望が広がっていたようです。峠であることは風の通り道になっていることで実感できます
縦走路からは自然林となり歩きやすく快適な道です。桧平と呼ばれる平坦地で90度右に曲がると、牧草地とその向こうには笠山、堂平山が美しい曲線を見せています。頂上直下で一気に登ると見事な展望が目の前が開けます。 |
大霧山山頂(766.6m)
標高自体は低いものの、奥秩父縦走路に連なる山々から群馬県境の山並み、そして関東平野の北部まで一望です。
やや滑りやすい急坂を下るとすぐに美しい雑木林となり、ほどなく粥仁田峠(粥新田峠とも書く)です。 |
秩父側に降りるルートは舗装路に出る直前に「関東ふれあいの道の案内に沿って」左に曲がります。途中倒木があり(98年冬の降雪の影響と思われます)ますが、全般的に歩きやすく、このルート唯一の水場で喉を潤すと、車道となり蛇文岩と呼ばれる採石場があり、人家が見えてきます。
県道に出るとバスもありますが本数が少ないので、札所一番まで40分ほどの距離ですので、時間が合わなければ歩いていきましょう。 |