長瀞駅と荒川をはさんだ反対側の白鳥荘のところから道標に従って旧道に入ります。
道はまっすぐ進み車道と並行していくと、ほどなく川を渡り車道に戻ります。後は延々と車道歩きです。
菊水岩という奇岩(らしい)を横目に見て(ここには馬頭尊などがあり仙元峠への古の道があります)、(回り念仏で知られる)阿弥陀ケ谷への分岐を過ぎるとぐんぐん高度をあげ、右手の車道に曲がっていくと最後の大鉢形の集落につきます。
車道脇からやっと峠道になります。秩父事件の際の風布組の主力の一人の家がそのすぐ脇のお宅だそうです。 |
賽神峠までは15分ほどです。峠に出るすぐ手前に山の神を奉った石があります。もう字もほとんど読み取れない状態でした。
峠自体は車道が走り、だだっ広くなんの風情もありません。やぶっぽい尾根道へと入っていきますが、ここからは平坦で比較的整備されていて歩きやすく、爽やかな道です。 |
わずか5分ほどで仙元峠に着きます。峠の由来といわれる仙元(浅間)神社です。ここから急な下りを5分も行くと車道と集落に出て、そこが日本水の取水場になっています。
神社の裏手からコースは続いています。途中この尾根道でほとんど唯一の見晴らしのいい場所があり、小ピークを越えてゆるやかに下っていくと広い鞍部に出てそこが葉原峠です。 |
98年に林道が峠をはさんで全線開通し、残念ながら峠の風情はみじんも感じられなくなりました。(写真は1999年6月)
この尾根をはさんだ両側は今では寄居町と長瀞町に分断されてしまいましたが、かつては秩父郡白鳥村風布というひとつの集落でした。峠を越えてお互いの学校に通うことがあったそうです。
風布側に降りると寄居町の波久礼駅にも出られます。ここでは晩秋にはみかん狩もできます。
長瀞側旧道は完全に林の中に消え、通れる状態ではありませんので、車道歩きで岩根神社まで行きます。 |
岩根山(神社)の山つつじ。(写真は1997年4月13日)開花時期(4月中旬)は長瀞から延々と人の波が続きます。それはそれは素晴らしい原色の世界です。
神社からはほとんどが車道歩きとなり、荒川右岸の県道に降りてきます。長瀞駅まではやや距離がありますので野上駅に出たほうがいいでしょう。 |