10月26日(日)に秩父市寺尾で「萩平歌舞伎」が上演されました。
今年で17回目を迎える同公演は、地元の萩平子ども歌舞伎や、秩父歌舞伎正和会が中心となって行われています。
萩平舞台は明治初期に地元民が建てた麦わら屋根作りの「農村歌舞伎舞台」で、埼玉県内にある農村歌舞伎舞台22カ所で唯一、県指定有形民俗文化財に指定されています。
秩父歌舞伎正和会による演目「一谷嫩軍記」(いちのたにふたばぐんき)は、熊谷次郎直実の物語としても有名で、軽妙な立ち回りや独特の言い回しに観客席からは拍手が上がっていました。
併せて、萩平子ども歌舞伎による「吉例曽我対面 工藤館之場」(きちれいそがたいめん くどうやかたのば)も上演されました。さらに幕間には、「津軽三味線」や「長唄」、上寺尾お囃子会による「秩父屋台囃子」、黒谷獅子舞保存会による「黒谷の獅子舞」も披露され、会場を大いに盛り上げていました。
さらに舞台周辺では「第9回萩平さんぽ展」も同時開催されました。
民家の納屋や蔵の前で絵画や写真・陶芸等が展示され、稲刈りが済んだ田んぼの牧歌的な風景の中を散歩しながら、芸術鑑賞を楽しめます。
またお茶席も設けられ抹茶を飲みながら、深まりゆく秋を楽しむ人が見受けられました。
※取材に当たり、萩平歌舞伎実行委員会の皆様のご理解ご協力を頂きました。
[記事:kuwahata]
10月18日(土)・19日(日)の2日間、秩父ミューズパークで、秩父はんじょう博が行われました。
今年で19回目を迎える秩父はんじょう博は、地元の郷土料理・特産品をはじめ、秩父地域の商工業者が多数出店しています。山梨県や寄居町等の他県他町からも多くの出店があり、各ブースともたくさんの人出で賑わっていました。
こども向けには積み木タワー作りや射的ブース、フワフワといった趣向を凝らしたイベント、大人向けにはブラスバンドやフラメンコ、三味線や秩父屋台囃子等が上演され、小さなこどもからお年寄りまで楽しめる2日間でした。
また、C-DANCEの演舞も行われたくさんの人を魅了していました。
※取材にあたり、秩父商工会議所様のご協力をいただきました。
※取材日:10月19日(日)
[記事:kuwahata]
埼玉県秩父市下吉田フルーツ街道で、案山子(かかし)祭りが行われています。今回で9回目となる同祭りは52作品がエントリーし、金賞・埼玉県知事賞等の各賞を選出するコンテスト形式で行われます。
この夏に行われたW杯の日本選手やご当地ゆるキャラといったテレビでおなじみのキャラクターをはじめ、秩父札所総開帳をモチーフにした大作も見られ、その年の世相を表す時事ネタを題材にし、とても素人の作品とは思えない力作揃い。
取材日は夏休みの終盤で平日にもかかわらず、ぶどう狩り・ブルーベリー狩りに訪れた大勢の観光客はその出来栄えに、しばし見入っていました。
約3kmのフルーツ街道沿いには、いちご・ブルーベリー・ぶどうの観光農園が並び、ぶどう狩り(9月末まで)が楽しめます。
お問い合わせは、秩父市役所 吉田総合支所 地域振興課(TEL:0494-72-6083)
[記事:masaru]
8月17日(日)秩父市役所駐車場にて、(社)秩父青年会議所の主催のキャンドルナイトinちちぶ2014が開催されました。当初は8月10日に開催の予定でしたが、台風の影響で17日の開催となりました。
芝桜をイメージした、20,000個のキャンドルの灯火が暗くなるにつれ、浮かび上がり幻想的な空間を作り出していました。
その他にも地元飲食店による秩父グルメコーナーや地元ミュージシャンによる野外ミュージックなどのイベントが開催され、訪れた人たちを楽しませていました。
[記事:nakajima]
8月16日は旧暦の盆送り。日本各地では先祖の霊が無事にあの世へ戻れるよう、海や川に供え物や舟を流したり、送り火を焚いて送り出します。
秩父では例年「聖地公園行灯祭り」が盛大に開催され、百八灯行灯、墓前行灯や卒塔婆のお焚き上げも行われます。今年は約1万基の行灯が用意され、参列者は祖先の霊の冥福を祈っていました。
あいにくの雨模様で開催が心配されましたが、夕方18時過ぎには青空が覗く空模様になり19時30分から行われたお焚き上げでは、1分間の黙とうに続き、うず高く積み上げられた卒塔婆に点火。さらに、スターマインの打ち上げ花火や愛好者各チームによる秩父屋台ばやし演奏大会等が行われ、思い思いの盆休みを楽しんでいるようでした。
[記事:masaru]
秩父市荒川上田野にある千手観音堂で、「千手観音信願相撲」が行われました。
信願相撲は毎年8月16日、荒川上田野船川地区の千手観音様縁日に行われます。
身体健康の願をかけ、相撲を奉納するもので、一つの取組みを二番行い、行司は軍配を上げるが最初に勝ったほうが次には負ける勝ち負けなしの取組みです。
こども達はまったなしの真剣勝負を繰り広げ、カメラマンや地元の人などたくさんの人が声援を送っていました。
[記事:kuwahata]
2014年8月15日(金)に長瀞町の岩畳周辺で長瀞船玉まつりが行われました。
同祭は船頭による水上安全・水難供養が起源と言われ、100年以上続く長瀞の伝統的なまつりとなっています。
18時から寶登山神社の神官による祭典が行われ、水上安全と水難供養を祈願しました。雪洞で飾られた万灯船が瀞場を行きかい、化粧をした囃子手がまつりを盛り上げます。約1,200個の灯籠流しが行われ、灯籠のろうそくの光が川面を照らし、とても幻想的な光景でした。
約3,500発のスターマイン・仕掛け花火・尺玉が夜空を彩る花火大会では集まった7万人の観客から大きな歓声と拍手があがりました。
※取材にあたり長瀞船玉まつり実行委員会様のご協力を頂きました。
[記事:kuwahata]
秩父音頭発祥のふるさと、皆野町で第46回秩父音頭まつりに開催されました。午前10時から秩父音頭家元碑の前で発祥記念祭が執り行われ、秩父音頭まつりの無事が祈願されました。
午後16時30分より、いよいよ秩父音頭まつりのスタートです。心配された天候も大きく崩れることなく、今年は町内外から集まった全74チーム、1,697名が流し踊りコンクールに参加しました。
参加者は色とりどりの浴衣やお揃いのユニフォームで参加して祭りを華やかに彩ります。スタート地点の第一踊り会場ではCダンスも行われ、会場を大いに盛り上げました。クライマックスは恒例の花火大会が行われ、町内に響き渡る屋台囃子とともに、秩父の夜空を彩りました。
※取材にあたり、皆野町、皆野町観光協会のご理解とご協力をいただきました。
[記事:nakajima]
2014年8月11日(月)、埼玉県横瀬地域の観光ぶどう農園が開園しました。開園式が催された「ちしまぶどう園」には報道関係者が訪れ、今年の収穫の様子などを聞いていました。春先の雪害の影響が若干ありますが、ほぼ例年通りの収穫が見込めそうです。
参加した子どもたちも今年初めてのぶどうを味わい、その甘さに笑顔が溢れていました。
※取材にあたり、ちしまぶどう園様のご協力をいただきました。
今年は2月に雪害が発生し収穫が心配されましたが、現在はヒムロットシードレス・バッファローなどの品種が収穫でき、巨峰、アキシードレスなどの品種は9月から11月上旬頃まで楽しめるとのことです。秩父オリジナルの品種として注目を集めている、「ちちぶ山ルビー」も8月中旬から収穫ができるようになるそうです。
ぶどうの品種・収穫時期は各農園で異なりますので、横瀬観光ぶどう組合事務局(0494-25-0114)または各農園へお問い合わせください。
[記事:kuwahata]
埼玉県秩父市番場町の秩父神社表参道の番場通りで七夕祭りが行われ、涼を求めて多くの見物客で賑わいました。取材日当日は、秩父地域の様々な町会や商店街で七夕祭りが行われますが、同地域の七夕は旧暦7月7日にあたる8月7日前後に催されます。
七夕祭りといえば、織姫と彦星が年に一度この日に会えるという伝説が有名ですが、もともとは「乞巧奠(きっこうでん)」といわれる中国の行事が奈良時代に日本に伝わり、主として宮中で年中行事として行われてきました。女性の願いである裁縫が上達するように祈ることから、習い事の上達を願った行事だともいわれています。
みなさんは短冊にどんな願い事を書きましたか?
[記事:kuwahata]