10月28日(日)に秩父市寺尾で「萩平歌舞伎」が上演されました。
今年で15回目を迎える同公演は、地元の萩平子ども歌舞伎や、秩父歌舞伎正和会が中心となって行われています。
萩平歌舞伎の舞台は埼玉県指定有形民俗文化財に指定され、晴れた日には田園風景と空ぶき屋根という昔ながらの景色が広がります。
公演当日はあいにくの天気でしたが熱心の歌舞伎ファンや地元の人など、たくさんの人が訪れていました。
歌舞伎演目の間には、秩父屋台囃子や津軽三味線などが行われ、訪れた人を魅了していました。
当日は、「萩平歌舞伎」だけでなく併せて「第7回萩平さんぽ展」も開催され、地元のアマチュア画家が描いた絵画や田舎の風景を見ながらのお茶など、様々な楽しみがあるのも同公演の特徴です。
11/17(土)、11/18(日)には、小鹿野町の小鹿野文化センターにおいて歌舞伎郷土芸能祭が開催されます。下記の演目も行われますので今回見逃してしまった方にはおすすめです。
秋も深まり木々の葉が色付き始めた秩父路は紅葉やお祭りなど見所が満載です。
~演目~
◇萩平子ども歌舞伎
・「青砥稿花紅彩画 稲瀬川勢揃之場」(あおとぞうしはなのにしきえ いなせがわせいぞろいのば)
・「吉例曽我対面 工藤館之場」(きちれいそがたいめん くどうやかたのば)
◇秩父歌舞伎正和会
・「菅原伝授手習鑑 吉田社頭車引之場」(すがわらでんじゅ よしだしゃとうくるまびきのば)